2010/12/29

LOOK BACK 2010 その2

 全く個人的なマイベスト第2弾、今日は書籍編。全くの蛇足だが、僕は常時4冊の本を並行して読み進める、という読書スタイルなのである。他人からは「よくそんなんで4つの話がグチャグチャにならないねぇ。」と言われるが慣れてしまうと意外にやりやすい。一番の利点はつまらない本はあっさりと途中で読むのを止めることができるということ。1冊だけ集中して読んでると、なかなかそれができないから。ちなみにその4つのスタイルはこんな感じ。
①じっくりと腰を落ち着けて読む本:これは1階の本棚に
②アート、建築系の専門をパラパラ読み齧る用の本:これは2階の食卓近くに。
③カバンに持ち歩いて電車の中等の移動中に読む本:もちろんカバンの中
④寝る前に気軽に読む本:これは3階のベッド枕元に
 2010年は数えてみたら44冊の書籍を読了した模様。ちっと数え洩れもあるかも。もう少し頑張れたかな、という感じ。2010年は何と言っても村上春樹の『1Q84』のパート3が出たのが大きい。そんなこともあって、村上春樹の本で読み逃している本を順次読んでみることにした。そんな1年。ほとんど持っているつもりでいたが、エッセイや翻訳も入れると想像以上に読んでない本があり、もうちょっと時間がかかりそう。2011年も継続のルーティンになりそうだ。ちなみに、『1Q84』は上のスタイルで言うと①で。その他は④のスタイルで読んでいる。ので、枕元にはほぼ常に村上春樹の本があったことになる。②のスタイルでは、アッキレ・カスティリオーニのコンパクト作品集を読みながら頭の体操をしている。③のスタイルは、いよいよ一念発起して(というほど大袈裟な話ではないが)、スティーブン・キングの『ダーク・タワー』シリーズを読み始めた。現在、第2シリーズの3冊目。終わるまでの読書の旅は長い。①のスタイルではトマス・ピンチョン著の『メイスン・アンド・ディクソン』を読み始めたばかり。これも読みながらワクワクする。また2011年の楽しみだ。て、書いてたらすっかりマイベストの話を忘れていた。なんとなく比較しづらいので、それぞれのスタイルで1冊ずつセレクトということで、こんな感じ。
 ①:『1Q84』part3/村上春樹
 ②:『ひびのこづえの品品』(作品集)
 ③:『ダークタワー』シリーズ(しか読んでません。しかも継続中)
 ④:『さくらんぼの性は』/ジャネット・ウィンターソン