2013/09/26

ダーティ・フォーティ・スリー

まったく私事ながら43になりました。
もう「アラフォー」とさえ言えなくなってしまう、そんな年齢になってしまった自分に半ば呆然としながらも、今後もまたまた精進していく所存であります。
研究室のゼミ生、卒業生から各々、事務所のスタッフ、そして家族と、各場面でお祝いをいただき、感謝感激である。まあ、いくつになっても祝っていただくのはうれしいことだなぁ、と改めて感じ入る。
さて、43歳はどんな歳なのかと自分にとって影響のある人に置き換えてみてみる。
小説家の村上春樹氏は丁度『国境の南、太陽の西』を出した歳。『ダンス・ダンス・ダンス』の次の作品であり、この後、『ねじまき鳥クロニクル』を出す流れにある。
映画監督のデヴィッド・リンチは『ワイルド・アット・ハート』を出す直前。そうか、既に『ブルー・ベルベット』はつくっていた訳だ。
建築家でみてみると、御師匠の一人である内井昭蔵先生が身延山をつくられた歳にあたる。
う~む。いずれにせよ、もう、ウカウカとしていられないなぁ、と思いながらも、焦ってもしょうがないので、何とかマイペースに前進あるのみ。と、思いながらダーティ・フォーティ・スリー、スタートいたします。(TM)

2013/09/02

アーツ前橋掲載

雑誌「新建築」の9月号に『アーツ前橋』が掲載されました。
グランドオープン前ということもあり、外観や1階のまちと直接つながる交流スペースがフューチャーされています。先進のリノベーションの特集ですので是非ご覧ください。
いよいよ、グランドオープン(10/26)が近づいてきました。
展示室の内部詳細も、是非、グランドオープン後、実際の建築をご覧いただきお楽しみください。(TM)

2013/09/01

風立ちぬ

映画『風立ちぬ』を観る。
ジブリものは『紅の豚』を観たくらいで、後はまったく見たことがない、というちょっと非国民的な立ち位置にいる自分なのだが、『風立ちぬ』は賛否両論ある感じなので、そこが面白いんじゃないかと気になり観てみることに。
本当に力作だ。いろいろなことが積み込まれ過ぎてる感があるが、そこがまた物語をあまりに語らないことによりうまれる、人の心の機微のようなものを感じる風情を助長しているような気がする。そして、宮崎駿監督が自らコメントしているように、昭和初期の日本の景色の美しさが、これでもかというくらい繊細に描かれていて非常に観ているものの心を揺さぶられる。
そうしてたら、宮崎監督引退のニュースにびっくり。
時は流れています。(TM)