2017/11/26

武蔵野エコマルシェ

 武蔵野クリーンセンターのエコマルシェ。以前のブログでも書いたが、武蔵野クリーンセンターで、イベント対応のためにマルシェと名付けられた屋台のような什器を整備することになり、主催者であるクリーンセンターの事業者より、大学の研究室へ設計(デザイン)の依頼をいただく。昨年度、11期生のゼミ生とデザインをし、今年度、4年生である12期生が色彩計画をおこない、実際に塗装して仕上げた什器本体が完成をした(、ということまでは書いた)。
 そのマルシェも6月からイベントが開催される折に稼働しており、既に2回くらい出番があった模様。マルシェ本体の撮影をしていなかったので、写真家キッチン・ミノルさんにお出ましいただき、撮影を敢行。学生と一緒にマルシェの配置フォーメーションを何パターンか動かしながら、撮影も無事終了。
 天気も良く、非常に爽快なシチュエーションで、なかなかいい感じだった。キッチンさんとトロールの会場まで移動して再度作品を撮影していただく。秋はやはりアートな感じがぴったりと当てはまる、と思ってみたりする。はい。(TM)

2017/11/17

ドラコニアの地平展

外出のついでに、世田谷文学館で開催の『澁澤龍彦ドラコニアの地平』展へ。丁度、アーツ前橋で『ヒツクリコ ガツクリコ-言葉のうまれる場所-』展を観たばかりなので、言葉(文学)をテーマにした展覧会を、またしても堪能。
 個人的には、澁澤龍彦は学生時代にいくつか作品を読み、かれこれ25年くらい前にイタリアでの生活へ渡欧した際は、『ヨーロッパの乳房』を片手に、辺鄙な地域にあるヴァロック建築やアート巡りの旅をしたのを思い出す。今と違い情報もほとんどなかったので、澁澤龍彦の本に掲載されている写真を、ツーリストセンターや街ゆく人々に見せ、そこまでの経路を懸命に聞きまわっていたなぁ。
 今回の展示は濃密なものでややカオティックな様相を呈しているが、キュレーターの愛を感じられるもので、その余剰さが澁澤龍彦らしくていいのかもしれないなぁ、と思う。やはり、文学、そして言葉というものの奥は深い。(TM)

2017/11/16

ゼミ@アーツ前橋2017

  アーツ前橋で『ヒツクリコ ガツクリコ-言葉のうまれる場所-』展が開催されている。研究室4年生のゼミ生を連れて一路前橋方面へ。今年は武蔵野大学の設計演習の授業でお世話になっている藤野高志さんの事務所である天神山のアトリエを拝見させていただく、という企画を盛り込んでみた。建築家の久保秀朗さんが、藤野さんと丁度当日に前橋工科大で授業されているということでご一緒する。忙しい所、学生とドヤドヤと押しかけてしまうかたちになってしまったが、丁寧にご案内いただき本当にありがとうございました。
 午後はアーツ前橋に移動。展示は「言葉」をテーマとしたもので、市内にある前橋文学館と連携した展示プログラムが特徴である。「言葉」という、ある意味目に見えないものがテーマになっているので、観る側のイマジネーションが刺激されるような感じを受ける。本展示も施設全体をつかっているので見応え充分である。
 学生もいろいろ刺激を得たようでよかった。会期は年が明けた116日まで開催中ですので、お近くまでお越しの際は是非会場に足を運んでみてください。(TM)

2017/11/04

GOOD DESIGN AWARD 2017

今年度のグッドデザイン賞の発表があり、デザイン設計監修として携わった「武蔵野クリーンセンター」が受賞の運びとなる。

授賞式が開催され、共同で応募した、武蔵野市、荏原環境プラントの方々と会場に赴く。自分としては、さまざまなフェーズで約7年くらい携わってきて、このようなかたちで成果をみなさんと分かち合えるのは非常に幸福で、感慨深い。おめでとうございます。そして、ありがとうございました。

武蔵野クリーンセンターの全体の整備も後、数年かかります。今後の展開もご期待ください。(TM)

2017/11/03

トロールの森2017

 杉並区の善福寺公園で開催されている屋外アート展『トロールの森2017』に作品を出展しています。
 作品名は「Shout」。
 我々世代にとっては「ティアーズ・フォー・フィアーズ」を連想してしまうが(しないか!)、まったく何も関係ない作品です。
 非常に明快で楽しい(空間?)体感をしていただける作品になっていますので、是非、お近くにお越しの際はご来場ください。
 写真はNHKの取材が入っているところ。関東版の地域情報でとりあげられるとのこと。
 会期は2017/11/3から23日まで開催しています。入場無料ですので、お気軽にどうぞ。(TM)