2021/09/26

ダーティ51

 私事で恐縮ですが、不肖、私めが51になりました。家族はじめ、祝福をいただく。ありがとうございました。

 この歳になってくると、嬉しいか?と聞かれれば、もう微妙な感じになってきてしまっているが、まあ、お祝いいただくのは、本当に嬉しいものですよね。

 マイケル・ジャクソンのアルバムを聴きながら、マイケルが51歳になる年に亡くなったのを思い出し、現在の自分と鑑みてみる。だからと言って何かが劇的に変わるということはまったくないが、いろいろと考えさせられる。が、相変わらずだが、考えてもはじまらないこともたくさん!

 ので、まあ、それはさておき、また更に精進いたします。(TM)


2021/09/21

台風がとおる

 新型ウィルスの状況は変わらず。台風14号が通っていったので、土曜日は雨にたたられる。この台風の進路がなかなか予測がつかなかったので、少し苦労した。週末に予定していた、インスタレーションの展示の開催をどうしようか迷ったが、結局延期することに決め、結果的にこの雨だったので、良かった。
 ということで、作品がパーツに分かれて、大学の作業工房に置かれている。まだ予定が確定していないが、展示の概要が決まったらまたこのブログで報告します。

 いよいよ今週から後期の授業が始まる。緊急事態宣言の動向によって、授業の運営も変わってくるので、いろいろなかたちでの対応が可能なようにしておかなかければいけない。さて、いろいろと大変ですが、元気にいきましょう。(TM)

2021/09/16

真夏の夜の夢

 新型ウィルスの状況は変わらず。というか、ニュース(メディア)が次の自民党新総裁選のことばかりなので、コロナの状況がイマイチ分からない(こんなんで、いいのだろうか??、とおそらく誰もが感じている不安をあえて文字化してみる。)。

 緊急事態宣言が続いているせいで、ブログにわざわざ書くトピックがそれ程ある訳ではないのだが、野球のことでいえば、しばらく首位を走っていた我がバッファローズがついに首位陥落。やはり、あれは、“真夏の夜の夢”だったのか。。。とため息をつきながらも、このままズルズルいってしまう気配なので、何とか踏ん張って欲しい。主軸の吉田正尚やT岡田が負傷離脱してしまったので厳しいのは百も承知。後は、エースの山本由伸の孤軍奮闘を期待するばかり。最早、優勝は期待しない方がいい。そして、3位死守で、クライマックス・シリーズでの逆襲を願う日々にシフトしている。弱者の習わしである。いやはや。何はともあれ、元気にいきましょう。(TM)

2021/09/10

京大建築百周年記念コンペ

 新型ウィルスの状況は変わらず。
 
 諸々バタバタとしていてブログに書くタイミングが少し遅くなってしまいましたが、母校の京都大学工学部建築学科が創立100周年を迎え、それを記念して「京大建築百周年記念コンペ」というコンペティションが開催されました。
 
「実作部門」において、何と、銅賞を受賞する運びとなりました(応募作品:「アーツ前橋」)。


 このような賞をいただき、大変光栄です。関係各位に感謝するとともに、今後のアーツ前橋の活動の展開、及び京都大学建築学科の発展を祈念しています。
 ありがとうございました。 (TM)

2021/09/05

スカイライター

 新型ウィルスの状況は変わらず。今日でパラリンピックも閉幕。ので、この「勝手に名盤シリーズ」も、一旦、終了します。
 さて、金曜に首相が今月末で退任するニュースが突然流れる。まさに、五輪と共に去りぬ。(まぁ、辞めればいいって訳では決してない。それにしても2代(安倍政権から)続いての、困った状況になったら政権放り出し。マジか?!まさかこれが、流行っているのか。。。コロナが大変なこの時期の、この政治の空白を考えると、首相が辞めて責任を取ったとは絶対にいえないと感じる。そして、誰も責任を取ろうとしていない、ということが厳然と判明している。何はともあれこのコロナの状況を何とかして欲しい。。。。)
 作家の村上春樹氏が、先月末に自身がMCを務めるラジオ番組で、菅首相がオリンピック開会直前のIOC総会で発言した、「新型コロナの感染拡大は・・(中略)・・長いトンネルに出口が見え始めています。」というメッセージを受けて、「(以下、抜粋・要約)この人、聞く耳を持たないようだけど、目だけは良いのかもしれない。あるいは見たいものだけ見ているいるのかも知れない。どちらでしょうね?」とコメントをしていた。非常にパンチの効いたアイロニーで、何だか、ここまでハッキリと物を言えない空気感が全体的に漂っているのでスカッとしたのだが、状況は動いている。うむ。

ということで、「勝手に名盤シリーズ」最終回になりますが、ラストは、ジャクソン5でまいります。言わずとしれた、マイケル・ジャクソンが在籍していた、スーパー・グループ。ここは、ほとんど採り上げられることのない盤を、ということで、『スカイライター』を。おそらく、ジャクソン5(マイケル・ジャクソン)関連のアルバムでは、一番評価されていない(&地味、かつ、売れなかった)部類に入るアルバム。だが、いいのである。丁度、デビュー直後の爆発的な人気の時期から、本当に自分たちのやりたい音楽を模索し始める最初のアルバム、と位置付けていいだろう。

 ジャクソン5過渡期の真っ只中ということで、楽曲群が中途半端なイメージが付き纏うのだと思われるが、間違いなく新しい音楽への模索が始まっている。ここは、A1曲目の「Skywriter」を。のびやかな、マイケルのヴォーカルが最高である。ここから、マイケル・ジャクソンの伝説が新たにスタートしている。

さて、これで、一旦、「勝手に名盤シリーズ」は終わります。まだ、緊急事態宣言は継続中なので、状況は変わりませんが。

 村上春樹氏のコメントのように、「僕らは、ここにあるもの(音楽もその一つ!)を目いっぱい活用して、本当に出口が見えてくるまで、うまく生き延びて、やっていくしかありません。」(以上抜粋・要約)、ということだと思います。うむ、元気にいきましょう。(TM)

2021/09/04

ユタ・ヒップ

 新型ウィルスの状況は変わらず。首相退任のニュースが駆け巡っているが(これは明日ちょっとコメントします)、明日で、パラリンピックも閉幕。ので、この「勝手に名盤シリーズ」も、一旦は今日と明日を残すのみに。某服飾量販店のTシャツで、「オッ」と目に留まったのがあったので、ゲットする。ジャズのブルーノート・レーベルのアルバム・ジャケットをあしらったシリーズ(商品のプロデュースには、現ブルーノート社長のドン・ウォズが関わっているらしい)なのだが、その中にユタ・ヒップのいかしたジャケットがあった。渋い。渋すぎる。

 ということで、ラストスパートの「勝手に名盤シリーズ」、今日は、ユタ・ヒップの56年リリースの、『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ』を。ユタ・ヒップは、女性楽器奏者としてはパイオニア的な存在で、バイオグラフィーも興味深い。ただ、このアルバムをリリースした後、音楽界から身を引いてしまうので、ある意味貴重な楽曲群をいえるだろう。そして、何といってもアルバム・ジャケットが秀逸。どの曲も素晴らしい不朽の名盤だが、A1曲目の「Just Blues」を(ちなみに、この曲はズート・シムズのオリジナル)。

いや、癒される。元気にいきましょう。(TM)

2021/09/03

スピーキング・イン・タンズ

 新型ウィルスの状況は変わらず。9月に入って、雨が続いていて。やはり、夏の終わりの気配を感じる。さて、トーキング・ヘッズのフロントマンである、デヴィッド・バーンのライブを、スパイク・リー監督で映画化した『アメリカン・ユートピア』がこの夏上映されていており(もう東京の映画館はほとんど終わりかけですが)、これが、すごい。おそらく、トーキング・ヘッズやデヴィッド・バーンを全く知らなくても、映画を観ると感動する(←絶対)映画になっている。個人的には、号泣した(まわりは誰も泣いてなかったけど)。いや、世界は広い。

ということで、ラストスパートの「勝手に名盤シリーズ」、今日は、トーキング・ヘッズの83年リリースの、『スピーキング・イン・タンズ』を。実はこのブログでも、一度トーキング・ヘッズを紹介してるので(本ブログ2020/4/20)、2枚目は、、、と、ちょっと躊躇われたが、まあ、いいではないか。多分、トーキング・ヘッズの(若干難解な)音楽性とポップさ(商業性)のバランスが、一番いい感じのアルバムだと個人的には思っている。

やはりA1曲目の「Burning Down The House」を。この新型ウィルス下では、こんな映画や音楽に触れて。元気を出すしかない。そうですね、元気にいきましょう。(TM)

2021/09/02

魂の道のり

 新型ウィルスの状況は変わらず。9月に入って、急に気温下がり、過ごしやすい環境になってくる。まだもう少し暑い日々がぶり返してきそうだが、少し夏の終わりの気配を感じる。

 種がこぼれ落ちてて、玄関先の犬走りで植生していた朝顔が、遅ればせながら花を咲かせている。朝日が当たらず、強烈な西日を浴びる、という、おそらく朝顔にとっては過酷な環境だったせいか、全然花が咲かなかったのだが、ラストの一仕事、というところか。合掌。

 ラストスパートの「勝手に名盤シリーズ」、今日は、ヴァン・モリソンの76年リリースのライブ盤、『魂の道のり』を。LP2枚組の力作で、ロック界では、史上最高のライブ・アルバムの一つとして評価されている(まあ、このあたりは、いろいろ意見があるところだとは思いますが)。いずれにせよ、ライブの良さを堪能できる名盤である。「キャラヴァン」、「サイプレス・アヴェニュー」等の力の入ったパフォーマンスも良いのだが、ここは、C面(2枚目の表面)1曲目、サム・クックのカヴァー、「Bring It On Home To Me(悲しき叫び)」を。それにしても邦題「魂の道のり」のネーミングは力強い(ついでに、アルバム・ジャケットのヴァン・モリソンの姿も力強い!)。元気にいきましょう。(TM)

2021/09/01

オディレイ

 新型ウィルスの状況は変わらず。8月も終わり、子供たちの夏休みも終わった。9月に入る。そして、今週でパラリンピックも閉幕する。さて、緊急事態宣言になりブログに書くこともなくなってきた、ということもあり、この「勝手に名盤シリーズ」をやっていますが、始めた当初は、オリンピック・パラリンピックが終わるまで、と期間を決めていたので、今週で一旦、終了です。緊急事態宣言がまだ継続中なので、正直状況は変わらないのだが、ここで一応区切りということにしたいと思います。ので、週末までラストスパートということで、毎日1枚ピックアップします!(と、どうでもいい話ですみません)。

 ということで、ベックのセカンド、『オディレイ』を。デビュー作も鮮烈だったが、この2作目が、おそらくベックの最高のアルバムの一つ、といっていいだろう。やはりA面1曲目の、「Devils Haircut」を。まさに90年代を代表するアルバム、の90年代を代表する1曲である。

いよいよ夏が終わり、秋へと流れていく。元気にいきましょう。(TM)