2021/09/02

魂の道のり

 新型ウィルスの状況は変わらず。9月に入って、急に気温下がり、過ごしやすい環境になってくる。まだもう少し暑い日々がぶり返してきそうだが、少し夏の終わりの気配を感じる。

 種がこぼれ落ちてて、玄関先の犬走りで植生していた朝顔が、遅ればせながら花を咲かせている。朝日が当たらず、強烈な西日を浴びる、という、おそらく朝顔にとっては過酷な環境だったせいか、全然花が咲かなかったのだが、ラストの一仕事、というところか。合掌。

 ラストスパートの「勝手に名盤シリーズ」、今日は、ヴァン・モリソンの76年リリースのライブ盤、『魂の道のり』を。LP2枚組の力作で、ロック界では、史上最高のライブ・アルバムの一つとして評価されている(まあ、このあたりは、いろいろ意見があるところだとは思いますが)。いずれにせよ、ライブの良さを堪能できる名盤である。「キャラヴァン」、「サイプレス・アヴェニュー」等の力の入ったパフォーマンスも良いのだが、ここは、C面(2枚目の表面)1曲目、サム・クックのカヴァー、「Bring It On Home To Me(悲しき叫び)」を。それにしても邦題「魂の道のり」のネーミングは力強い(ついでに、アルバム・ジャケットのヴァン・モリソンの姿も力強い!)。元気にいきましょう。(TM)