2025/06/25

素晴らしき哉、武蔵野の商店街

 一気に、暑くなった。しかも真夏級の暑さ。湿度も半端ないので、早くもバテ気味でダメだ。油断しているとブログも滞っています(いい訳がましく、すみません!)。

 さて、少し前の話になってしまったが、ゼミ企画で大学近くの、グリーンパーク商店会にお邪魔して、懇親会を開催。商店会の中にMIDORINOというシェアキッチン・スペースがあり、運営されている舟木さんにアレンジしていただき、盛大に開催。

 舟木さんのお話は以前からうかがっていたのだが、やっとお目にかかれたというかたちに。まずは、舟木さんに簡単にレクチャーをいただき、市内でも空き店舗の利活用をふくめて、いろいろと街づくりの実践を仕掛けられている様子をうかがう。行政の施策とはまた違った、というか逆サイドからの活動の在り方をいろいろとご紹介いただき、非常に勉強になった。学生も、まちづくり的なトピックを卒業研究(設計)のテーマに据えている例が多いので、大いに参考になったと思う。

 その後、懇親会に突入。15時開始だったのだが、あまりの居心地に、文字通り時が経つのも忘れ、気づけば21時!「ゲゲゲ、6時間もやってたのか!」ということで、充実した会でありました。舟木さん、ありがとうございました。

 さて、この会が、前期のスタートアップ的な位置づけになると思うので、学生には更なる前進を期待したい。(TM)

2025/06/10

木工講座












 武蔵野大学で担当している、木材で小建築やプロダクトを制作している授業の一環で、木工作家の渡邊浩幸さんにお越しいただき、木工作業の基礎をレクチャーいただく。履修学生全員に工具を使用してもらい、基本を実際に手を動かして学ぶということで、これを経験することによって、DIY的な作業とは一線を画したステップを踏めるようになる。学生にとっては、非常にありがたい機会である訳だ。渡邊先生、ありがとうございました。水谷研のインスタにも学生がUPしているので、ご覧ください。

 3時間超、みっちりと授業をして、その後、渡邊先生と学生スタッフとで、吉祥寺で懇親会。ドラマ『孤独のグルメ』にも登場したことのある名物店で、昼の定食などで有名なのだが、夜は飲みメニューも展開されるので、良い感じで打ち上げる。渡邊先生とは年代も同じくらいなので、話題には尽きない。アートや音楽等の話で盛り上がる。話しながら、“対象と主体としての審美眼、何のどこにこだわるか?”という事の大切さを改めて認識する(全て書くとキリが無いので、抽象的ですみません)。ま、それが全てといっても過言ではないかと思うのであります。

 さて、木工の授業も、今年度は前期で一つのクライマックスを迎える。学生が良い作品を制作することを期待したい。(TM)

2025/06/09

マチダ地蔵尊

 あっという間に6月に入る。梅雨の気配が、ヒシヒシと。という感じで、またブログ更新滞っております。ハイ、がんばりまーす。

 あまり知られていない事実かもしれないが、町田康先生が、我が武蔵野大学で教鞭をとられている。ご存知でしたか?!

 あの町田康!!芥川賞作家としての方が、今は世間的には周知されているような感じではあるが、かつては、町田町蔵として、パンクバンド「INU」のヴォーカリストとして、当時のインディーズという概念が生まれた時代に鮮烈な爪痕を残したことで、僕たちロック好きオヤジにとっては、憧憬の存在である訳で。

 その町田康が、こんな身近な存在になるとは、、、と思っていたのだが、もちろん、お会いする機会などもなく過ごしていた訳だが、文学部の土屋先生に、「町田康のライブがあるので行きませんか?」とお誘いを受け、0.3秒で「yes!!」の返信。

 「マチダ地蔵尊」名義のライブが、高円寺のライブハウスjirokichiで開催され、土屋先生と、同じく文学部の堀切先生、大島先生(お二人とは初対面)と参戦。Jirokichi50周年を祝うライブということだったが、町田町蔵が歌っている姿を見れるだけで感激。パフォーマンス自体も素晴らしく、“言葉”自体と“リズム”の大切さを、ダイレクトに感じられる体験だった。

 終演後、先生方と駅前の大将で一献。ライブの話とともに、文学の多彩なお話を聞けて、とても元気がでてきた高円寺の夜でありました。

 ライブの演奏曲の中で、歌詞に「ボン・ジョビ聴いたらバカ」っていう一節があり、爆笑してしまったが、帰宅して意外とボン・ジョビのレコード持ってる自分に気づく。「許してください、マチダ地蔵尊!」と祈りながら夜が更ける。(TM)

2025/05/25

大阪での邂逅

 最近、関西方面に赴くことが多くなり、佐藤総合時代にお世話になった、イノさんと久しぶりの邂逅。現在はイノさんは要職に就かれて、大活躍中。かつては、一所員として、先輩&後輩の間柄だったのだが、お互い(一応)成長している(と信じたい(笑))姿を確認し合い、開発された大阪の北側サイドで一献。20数年の歳月の重みを感じるのであります。はい。

 設計業界は意外と狭いので、お互いのトピックを語り合いながら、情報交流。いや、あっという間で、時間がたりなかったなぁ。また、今度!ということで、イノさん、ありがとうございました!

 帰りの大阪駅。新しくなってからじっくりと観る機会がなかったので、駅ビルを少しブラブラしていたら、上階で大きな広場を発見!この広場の光景が素晴らしく、人工芝の大らかな場所に、本当にたくさんの人々が集っていて、なかなか壮観である。大阪の元気な姿を感じられ、元気になる。地元の神戸も、続いて欲しいと痛切に感じる。元気にいきましょう。(TM)



2025/05/20

1枚目と猫年

 自宅のダイニング・スペースの横の小さな棚に、その時の気分でレコードを立てかけている。

 今回は、ピーター・ガブリエルの「1枚目」と、アル・スチュアートの『Year Of The Cat』。

 最近雨が多くなってきたので、何となくピーター・ガブリエルのジェネシス脱退後のソロ1stを。アルバムのタイトルを何故記さないのかというと、ピーター・ガブリエルのソロは4作目までは、タイトルが無いから(この辺り、ツェッペリンと同じ)。ので、一般的には、アルバム・ジャケットのビジュアルで、「スクラッチ」(2作目)とか「メルト」(3作目)と呼ばれていて、この1作目は「Car(車)」。だけど、個人的には1stと呼んでいる。全然売れなかったけど、名盤!この作品以降、ピーター・ガブリエルの名作群が生まれることになる、記念碑的作品。

 アル・スチュアートの『Year Of The Cat』も名盤!AORのカテゴリーだが、これは、それも超えた作品。物哀しい感じが魅力で、タイトルソングのクライマックスがB面最後、というアルバム構成も泣ける。

 ちなみに、ジャケットのデザインは両盤ともヒプノシスによるもの。これも素晴らしい!元気にいきましょう。(TM)

2025/05/16

団地の残像

 関西方面に赴くことがあり、甲子園方面へ。ちょっと足を延ばして、海に近い浜甲団地に赴く。

 祖父母が暮らしていた地であり、母が結婚するまでずっと暮らしていた場になる。幼少期は、団地の中の公園で、従妹たちとよく遊んだ記憶が甦る。正月は、甲子園の家に親戚が集まるのが慣習だったので、まあまあ大きくなるまで少なくとも年に一度、訪れていた。祖父母がなくなってからは行く機会がなくなってしまったが、今回訪れて、大きく様変わりしていく様子が見て取れた。

 団地は順次解体されて、新しいマンションに開発されている。祖父母の住んでいた棟は既に解体されていたが、隣の棟はまだ残っていて、当時の様子が窺える場が少しだけ残っていた。ギリギリ間に合った、という感じか。既に一帯は工事の仮囲いに囲まれていて、もうすぐ全て取り壊されるようだ。でも、新しく開発されているマンション群が、それほど良いとは思えない、、、というのは勝手な想いなのかもしれないけど。

 団地を通り過ぎて、海辺の海岸まで歩いてみる。この辺りも変わってしまったよう(大きなプールがあったはずだが、既にない)だが、海の様子は昔のままだ。団地の残像を思い起こしながら、ノスタルジーに浸る。まあ、そんな時間が少しあってもいいよね。(TM)

2025/05/10

今年初野球(観戦の方)

 2025年のプロ野球も開幕し、我がバッファローズは、前評判を覆し、首位を走っている!いや、素晴らしい。このまま優勝へ!!、とはうまくいかないのは重々承知しているのだが、束の間の夢を楽しみたい。

 連休の最後に、子どもたちのリクエストもあり、西武球場(ちなみに、球場の(最初の)設計は、意外と知られていないが、建築家の池原義郎。外野席からすべての観客がアプローチしていく球場の施設構成がユニークで面白い。)へ、2025年になって初の野球観戦。あいにくの天気で、この季節にしてはかなり寒い感じだったが、やはり野球場は気持ちいい。

 埼玉西武ライオンズvs福岡ホークスだったが、ライオンズ先発の上田大河投手が乱調のため試合序盤でほぼ勝負が決まってしまった。ライオンズファンの子供たちは残念がっていたが、まあ、今後のライオンズにも(投手陣が強力なので)期待したい。元気にいきましょう。(TM)