あっという間に6月に入る。梅雨の気配が、ヒシヒシと。という感じで、またブログ更新滞っております。ハイ、がんばりまーす。
あまり知られていない事実かもしれないが、町田康先生が、我が武蔵野大学で教鞭をとられている。ご存知でしたか?!
あの町田康!!芥川賞作家としての方が、今は世間的には周知されているような感じではあるが、かつては、町田町蔵として、パンクバンド「INU」のヴォーカリストとして、当時のインディーズという概念が生まれた時代に鮮烈な爪痕を残したことで、僕たちロック好きオヤジにとっては、憧憬の存在である訳で。
その町田康が、こんな身近な存在になるとは、、、と思っていたのだが、もちろん、お会いする機会などもなく過ごしていた訳だが、文学部の土屋先生に、「町田康のライブがあるので行きませんか?」とお誘いを受け、0.3秒で「yes!!」の返信。
「マチダ地蔵尊」名義のライブが、高円寺のライブハウスjirokichiで開催され、土屋先生と、同じく文学部の堀切先生、大島先生(お二人とは初対面)と参戦。Jirokichiの50周年を祝うライブということだったが、町田町蔵が歌っている姿を見れるだけで感激。パフォーマンス自体も素晴らしく、“言葉”自体と“リズム”の大切さを、ダイレクトに感じられる体験だった。
終演後、先生方と駅前の大将で一献。ライブの話とともに、文学の多彩なお話を聞けて、とても元気がでてきた高円寺の夜でありました。
ライブの演奏曲の中で、歌詞に「ボン・ジョビ聴いたらバカ」っていう一節があり、爆笑してしまったが、帰宅して意外とボン・ジョビのレコード持ってる自分に気づく。「許してください、マチダ地蔵尊!」と祈りながら夜が更ける。(TM)