2016/09/26

ダーティ46

 
 私事で恐縮ですが、不肖、私めが46になりました。
 家族、事務所スタッフ、大学の研究室の学生から、それぞれ祝福をいただく。ありがとうございました。
 この歳になってくると嬉しいか?と聞かれれば、もう微妙な感じになってきてしまっているが、まあ、お祝いしていただくのは、本当に嬉しいものですよね。
 50の足音が聞こえてきている。
 また更に精進いたします。(TM)

2016/09/23

号泣することは分かっていた@武道館

  クイーンがアダム・ランパードのフューチャリングで来日。そして、何と武道館で(!)、ということで、ロック仲間の方々と参戦。
 フレディ・マーキュリーがいないことは分かっている。そして、ジョン・ディーコンももう活動をしていないことも分かっている。
 が、クイーンはやはりクイーンだった。
 ほぼ予備知識なく行ったので、まさにライブは圧巻の一言。
 オープニングは『7つの海』。パイロがドカンと吹き上がり、照明光線が飛び交う、まさにザ・エンターテイメントなオープニング。2曲目の『ハンマー・トゥ・フォール』で、80年代育ちの僕個人的には涙腺がちょっときた。そこからは、怒涛の楽曲群がこれでもかと展開される。すべてが愛すべき名曲。コンサートの中盤で、ブライアン・メイがセンターステージまで一人で出てきて、『ラブ・オブ・マイ・ライフ』と『手に取り合って』(クイーンによる日本語歌詞の曲)を弾き語り、会場全体で大合唱するあたりでは、歌いながら、もう号泣。アンコール前に『ボヘミアン・ラプソディ』、『レディオ・ガガ』で終わり、アンコール後『ウィー・ウィル・ロック・ユー』、『ウィー・アー・ザ・チャンピオン』という王道で幕切れ。最後は本当の大量の金色の紙吹雪が、前も見えないくらいに吹き上がる中でのフィナーレという、まさに〝ザ・ショー〝を会場全体で分かち合えた至福の時間だった。まさに“Show Must Go On”である。来場者全てのひとたちが幸福になれる体験。ポール・マッカートニー(ビートルズ)の他にこれが可能な存在があったのだと、改めて実感。いや凄かったです。
 バンドのメインメンバーがいなくなっても、バンドという存在が存続することに意味を改めて感じさせられた。
ポピュラーなロックも奥が深い。合掌。(TM)

2016/09/14

水フェス2016

  武蔵野大学水谷研究室の10周年を記念して、昨年度卒業生が主催して会が開催された。通称『水フェス』。昨年度の記念会を踏まえ、これからは毎年開催しよう!ということになり(半ば強引に(笑))、今年は11周年の開催。
 今年度は2期生のアサミが幹事となり頑張ってもらった。卒業生が女性が多いということもあり、子供が小さくまだ子育て奮闘中という人の数が一定数あるため、平日の昼&夜の2部構成で開催の運びに。(ちなみに写真は3次会時のもの。グダグダ感満載(笑)。)
 さすがに平日だと集まりは悪いだろうな、という予測もあったが夜遅くの3次会から参加する卒業生もいて、結局延べ3040名弱程が来てくれた。サプライズ・ゲストで大学の授業でもお世話になっている建築家の大塚聡さんも駆けつけていただいた。ありがとうございました。
 僕の誕生日が近いということもあり、祝福もいただき、ありがとうございました。
 さて、時が経つのは早いもの。卒業生が社会で活躍する様子を聞くのは頼もしい限りである。(TM)



2016/09/07

ゼミ旅行@四国

  この季節は毎年バタバタと忙しく、なかなかブログを更新できない。ので、簡潔にこの後何回か続く次第。
 ゼミ旅行で四国の高松、松山へ。
 4年性のタメちゃんが香川出身ということで、「やっぱ、今年は四国やね。」という僕の一言で行き先が決定。最近こんな感じでゼミ旅行の企画がたっている。

 関東方面の人は四国は外国(!)のような感じの模様で、ほとんどの学生が四国の地を初めて踏むといった状況。
 学生たちは前乗りしており、3日目から合流。豊島(いきなり島から合流)から始まり、豊島美術館、横尾館。高松に渡り、イサム・ノグチ庭園美術館、香川県庁、ジョージナカジマ記念館、坂出人工大地、東山魁夷せとうち美術館、金毘羅宮。松山へ移動し、道後温泉、坂の上の雲ミュージアム、伊丹十三記念館と、いう感じで、僕はそこで離脱。23日のまあまあの弾丸だった。
 人工大地は学生の企画では入っていなかったのだが、昼ご飯にうどんを坂出で食べることになったので、慌てて、人工大地を観に行く指令を出して、予定変更。現在進行形で、まだ生活が営まれていている様子も含め本当に圧巻だった。学生たちも一様に興奮していたように感じる。但し、市街地の衰退も1時間弱の滞在でさえ感じられ、今後の存続が気になるところ。
 後は、豊島美術館もやっと訪問できてよかった。ある意味、建築のプログラムとコンセプトとかたち(造形を含め)がほぼ一対一で対応している建築は、雑誌で見ているのとそれほど差異がなく、建築メディアなどの高評価との落差にがっかりすることが多いが、豊島美術館は環境との関係性やスケール感やテクスチャーなど、実体験してみてさらに感動を覚える稀有な建築だと感じた。
さて、学生の夏休みも終わり、後期が始まる。(TM)