2017/09/26

ダーティ47

私事で恐縮ですが、不肖、私めが47になりました。家族、先日の水フェスでの卒業生、大学の研究室の学生から、それぞれ祝福をいただく。ありがとうございました。この歳になってくると、嬉しいか?と聞かれれば、もう微妙な感じになってきてしまっているが、まあ、お祝いいただくのは、本当に嬉しいものですよね。
ありがとうございました。
 確実に言い訳できないくらい50の足音が聞こえてきている。
 家族からプレゼントにもらったアップルのAir Podsに興奮。あまりこの種の機器類には関心がない方だが、さすがに音楽を愛する身にとっては、これはワクワクもの。
まあ、それはさておき、また更に精進いたします。(TM)


2017/09/23

今シーズン最後の。。

おそらく、今シーズン最後の野球観戦。西武球場での我がバッファローズの最終戦のシリーズの中日に出かける。今シーズンも、例年通りというか、かなり早い段階でBクラスが決定的になってしまったので、個人的には早々と終わってしまっているが、まあ、そこは仕方がない。どうやら4位で終わりそうな気配なので、来年こそはAクラス、といきたいところ。
 試合は、バファローズ新人の山岡の粘投も報われず完敗。そこはかとない寂しさを感じながら、試合終了後の球団からのサービス企画で、グラウンドまで降りてみる。やはり、グラウンドから眺める景色は最高だ。
 毎年思うが、この野球(観戦)にかける時間を、他のことに費やすと、もっと新たな成果があげられるのかもしれないのだが。まあ、それはそれも含めてのマイ・ライフ、ということで、自らを納得させることにする。合掌。(TM)

2017/09/22

『コレクション+アートの秘密』展


アーツ前橋へ赴き、丁度開催中だった『コレクション+アートの秘密』展を観る。http://www.artsmaebashi.jp/?p=9118
 コレクション展が1階のギャラリー1で開催されており、一昨年前に『ここに棲む』展で出展をさせて頂いた作品を、少しアレンジを変えて今回の展覧会に展示していただいている。
 展覧会全体には派手さはないが、地域に立脚した視点で展示構成されていて、個人的には非常に見ごたえがあると感じた。
 地下のギャラリー2でも来館者がインタラクティブに関われる作品があり、建築空間の特性を活かして(来館者の動きが、上部のヴォイドや壁の開口から垣間見えるようになっている)いると思う。
 もう会期が終了間際ですが、近くにお越しの際は立ち寄ってみてください。(TM)

2017/09/20

ニューロマンティック再来

 武道館へ。80年代を洋楽ロックで過ごした人々には好き嫌いはあるものの、ある意味、誰もが通過する存在があった。当時は、非常にアイドル的な存在で、男子としてはファンを公言するにはかなり恥ずかしい感じ満載だった。僕は87年に来日した時に、今は無き、阪急西宮球場に高校の同級生とライブ観戦に行った記憶が蘇る。そして、このバンドが40年近くも継続して活動をしているとは当時は誰もが思わなかっただろう。しかし、同時代の大多数のバンドはほぼ解散をしてしまった中(一線で残っているバンドはU2くらいか)、いまだ健在なのは改めて素晴らしいことだと思う。
 さて、ライブはナイル・ロジャースのシックが前座につくという、顎が外れそうな構成。ナイル・ロジャースのライブは賛否両論ある(シックの楽曲はほとんど演らずに、プロデュースしたヒット曲のオンパレード)かもしれないが、個人的には非常に盛り上がった。「レッツ・ダンス」(デヴィッド・ボウイ)と「ゲット・ラッキー」(ダフトパンク)は会場がえらい騒ぎになっていた。
 そして、本編。まずは、全然変わってないスタイル(容姿の方)に改めて小さな衝撃。そして、衰えないヴォーカル、及びライブ・パフォーマンス振り。
 セットリストは、最大のヒット曲を演らなかったり、日本で大人気のあの曲を演らなかったり、と不満はあるかもしれないが、それも新作がちゃんとあり、いまだ現役バリバリということの表現ということで許してあげよう。
 ライブ全編、及びライブ後の余韻も非常に楽しめるライブでした。メンバークレジットにオリジナルメンバーのギターリストはいない。しかし、問題ない。
 ロジャー・テイラー(Ds)、ジョン・テイラー(B)、サイモン・ルボン(Vo)、ニック・ローズ(Key)。そのバンドの名はデュラン・デュラン。(TM)

2017/09/17

水フェス2017

 武蔵野大学水谷研究室の10周年を記念して、2年前に卒業生が主催して会が開催された。通称『水フェス』。その会を踏まえ、これからは毎年開催しよう!ということになり(半ば強引に(笑))、毎年恒例になった、武蔵野大学水谷研究室のパーティ。
 3期生のナツミをはじめとした4名の幹事が中心になって、今年も無事開催する運びとなった。台風が近づく雨という天候の中、30数名が集まってくれた。研究室卒業生のみなさん、ありがとうございました。今年は、6期生と9期生が残念ながら出席者がいなかったが、また来年以降ぜひ参加してもらいたい。後、特別ゲストで建築家の大塚聡さんにもお越しいただいた。大塚先生、ありがとうございます。
 会の中では、現役生の研究室活動報告があり、その後、誕生日(ちょっと早いけど)お祝いいただくというセレモニーもしていただく。重ね重ね、ありがとうございました。
 2次会も大勢がそのまま流れて、さまざまな話に盛り上がる。何となく、女性陣がパワフルで元気なような気がする(まあ、現役時代もそうだったが)。
 3期生以上は30歳の大台を過ぎていく年代に突入しており、またもや時の流れを感じるばかり。卒業生の活躍を期待しつつ、またもや吉祥寺において、吉祥寺の夜に乾杯、な1日でした。(TM)


2017/09/16

とんぼとのりしろ展

有明に出たついでにちょっと時間ができたので、上野まで足を伸ばして東京都美術館で開催している杉戸洋の『とんぼとのりしろ』展へ。来館者は丁度同時開催のボストン美術館展へ行く人が多いが、その列を横目にみながら展示会場へ。
 なかなか見に行く機会がなかったが、初めての杉戸洋作品を観る。いわゆる、普通の作品展示というかたちをとらずに、展示場所と作品を密に関連させながらその場所(会場)全体をつくりあげていく展示が大きな特徴で、そのあたりがやはり建築をやっている身にとっては非常にワクワクするところである。
 今回は東京都美術館が展示場所ということもあり、いわゆるホワイトキューブではない展示室は、杉戸洋の作品に非常にフィットしており見ごたえがある。作品としては、タイルを素材として、段々に巨大な壁面状に構成された「module」(コルビジェのモジュロールを意識していると思われる(多分))というインスタレーションが最大の見所。後で図録をみると大原三千院の「虹の間」がモチーフの源流になっているようで、そのあたりも「ほう」と思いながらいろいろと考えさせられる。会場に作品説明は全くなく、杉戸洋本人がスケッチとして描いた展示会場プランを手渡されそれを観ながら巡るというかたちも面白い。本当にいろいろと思いを巡らせながら、その場所を楽しむという、展覧会のタイトルのとおり「のりしろ」が広がっている感じが、観る側にもとても元気を与えてくれている。(TM)

2017/09/15

時の流れを感じつつ@武蔵野→吉祥寺

 9月は行事が目白押しでバタバタ。ブログもなかなか更新できない。遅ればせながら順次アップします。
さて、先週、武蔵野クリーンセンターの見学会を開催。今回は、久しぶりに会う方々と。武蔵野大学の設計演習では他大学の院生に授業サポートに来てもらっているが、偶然が色々と重なり、かれこれ10年くらい前に授業を担当して頂いていた各年代の方々3名(組)(そしてお互いは初対面)にお越しいただく。僕としてもみなさんそれぞれとは10年振りくらいなので懐かしい限り。
 いや、時の流れるのは早いです。本当に。見学会も無事終わり、吉祥寺に出てタイ料理屋で打ち上げ(?、再会の宴??)。非常勤でお世話になっている建築家の大塚聡さんも合流。まさに10年越しの四方山話で盛り上がる。偶然にも、今日参加いただいた方々はみなさん独立されていて(&結婚もされていて)、なかなか厳しいこのご時世であるが若い世代は頼もしい限りと、こっちも元気が出てくる。まさに吉祥寺の夜に乾杯、な1日でした。(TM

2017/09/14

『リバー』再び

 ちょっと、まったくどうでもいい小話。
 本ブログ2017/7/17の時に書いた話の後日談である。
 村上春樹の新作『騎士団長殺し』の中でブルース・スプリングスティーンのアルバム『リバー』に関する記述があり、そこが印象的だったということを書いた。
 残念ながら、『リバー』はCDしか持っていないのだが、『騎士団長殺し』の中ではアナログLPでないと意味がない、というような内容でストーリが進んでいく。
 そんな折、先日、ふらっとレコード屋へいった時に、何とLP盤の『リバー』を発見!
 一瞬躊躇したが(何と言ってもCDでは持っているので)、流れに身を任せてLP盤を購入。これを聴きながら、あらためて『騎士団長殺し』を読んでみる。やはり読み心地が若干違う。。気がする。。。まあ、「そう思わないと、やってられない」というお話。そもそも、「買わなけりゃいいじゃない!」という話もあるが、まあ、それは「それを言っちゃあ、おしめぇよ~。」(by寅さん)ということにしておきましょう。(TM)

2017/09/07

街の風景ということ

 写真のデータを整理していて、新橋駅前にある「ニュー新橋ビル」の写真をみつける。
 先々月新橋で会合した際、ちょっと早く着いたので、立ち寄ってみた次第。建物の前(外部)はよく通っていたが、建物内に入るのは何と初めてだった。建物内は、やはり特異な感じがする。特段に何か特別な設計をしている訳ではないと思うのだが(ちなみに設計は松田平田設計)、この雰囲気は何故現れるのだろうと不思議になる。平日の夕刻だったが、非常にたくさんの人々で賑わっており、人々の集まっている、というか群れている様子が何故か昭和的に雰囲気に感じられてしまう。
 この建物も再開発の事業計画があり、あと5年程すれば解体されてしまう。ずっとある街の風景がなくなることを考えさせられる新橋の夜。(TM)