2024/01/30

イドバタコウギ

むさし野文学館が、ラジオ番組「イドバタコウギ」を始め、昨年末にそこにお呼びいただきました。

タイトル・テロップが、「プロの建築家と マイクラで東京駅を魔改造」という回です。

Minecraft】東京駅が〇〇に!?建物を生まれ変わらせる技法、コンバージョンとは? # 7 (youtube.com)

その時の収録内容が、配信されています(生も一緒に出演しています!)ので、是非視聴ください。 (TM)

2024/01/25

残像に口紅を

 年末、年始と、電車での移動が多かったので、積読状態の本を再び読みだす。

 筒井康隆著『残像に口紅を』を読了。文字が一つずつ世界から消えていく中で、どう言葉及び、物語を紡いでいくか?、という試練に実際に立ち向かう、というまさに実験小説。文字が消えて言葉として成立しないものは、そのもの自体や概念も消えていく、という設定なので、登場人物も、クールに容赦なく次々と消えていく、というところが何とも言えない感覚を読む側に与える。

 最後、20文字くらいになってくると、文体がまともな体裁ではなくなってくるが、文字数が少ない分、怒涛の文章構成になってくるところも面白い。それでも最後の1字がなくなるまで書き切る、という気迫に圧倒される。

 いや、すごいな。と思いながら、80年代後半に書かれたこのマイナーな本が普通に購入できるのは、SNSで話題になって、バズッたからだとのこと。最近、久しぶりに知り合いの方から連絡をいただき、「LINEをやっていない」と返信したら、いつも通りとても驚かれたことを、思い出す。SNSをやってなくても、恩恵に預かることができるので、いいではないか、と、また勝手に納得。いやはや。

 読書、と言えば、昨年から読んでいる、『街とその不確かな壁』(村上春樹著)は、読み終わるのが惜しくて、最終盤に差し掛かっているのだが、ちょっとずつ読み進めている。生活はバタバタだが、本はのんんびりと楽しみたいのであります。はい。(TM)

2024/01/06

新年2024

 2024年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。

 年末から、いろいろと、バタバタしており、それがシームレスに年明けにも来てるので、何か一年の区切りが、あまりない。でも、暦は勝手に人間がつくったものなので、まあ、それはそれで変な話ではないのだろう、と、自分を納得させる。

 そうこう言っていたら、今年は急遽、息子と二人で神戸へ弾丸帰省することに。今年も、すごくいい天気で、新幹線の中から富士山が綺麗に見えました。合掌。

 東京に戻り、初詣は石神井公園の池のほとりの水神社で娘とお参りをして、何となく2024年のスタートを実感。

 さて年のはじまり、元気にまいりましょう! (TM)