2017/04/27

T2

 ターミネータではありません。
 映画は映画なのだが、『トレインスポッティング』、何と20年振り!!の新作。ちょっと前に映画館でこの予告編を観た時にひっくり返るくらいビックりしたが、いよいよ日本上陸。(余談だが、今回の上映前の映像で『ブレード・ランナー』の続編(総指揮:リドリー・スコット、監督:ドニ・ヴィルヌーヴ、主演?:ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリング)の予告が流れ、またひっくり返りそうになった!)
 個人的には、20年前の学生最終盤の時期に『トレインスポッティング』第1作を観たわけだが、強烈なインパクトにやられて、映画を観終わった後に特大のポスタ―を、清水の舞台から飛び降り購入したくらいで、思い入れがムチャクチャ強い。ちなみに、そのポスターは引越しの度に我が家のインテリアの主要部分を飾り(何と言っても長辺が1m50cm以上あるので、小さい部屋に住んでた若い頃は置き(飾り)場所に大変だった)、現在も食卓脇の壁面に堂々と鎮座している、くらいである。
 久しぶりに映画を観る前からのワクワク度が最高潮に達していたのだが、1作目に思い入れのある身にとっては、まさにサイコー!、な至福の時間でありました。出演者の設定(実は演じている俳優自体も)が僕と同じ年齢(ので、ユアン・マクレガーと同い年なのを今更改めて認識)なので、1作目の学生時代から20年を経た50歳手前のオヤジとしての現在という、自分自身の時間の蓄積というものをガッツリと感じさせられた。
 個人的には、「人生は相変わらずクソみたいだ でも人生は続く そう、続いていくんだ!」、というメッセージを感じた。まさに身につまされる。合掌。
 ネタばれになるが、劇中の最後にイギー・ポップの「Lust For Life」がかかり、1作目と2作目の円環が閉じるようになっており、ここはもう最高である。家に戻り、映画のサントラを聴きながら、再び至福の時を過ごす。CD棚から1作目のサントラ、本棚から20年前の映画パンフレットを出してきて、並べて眺めてみる。時は流れている。そして、あまりに早く流れている。(TM)

2017/04/18

はなが咲く季節

  2週間程まえに花見へでかけた。毎年恒例で、近所の武蔵関公園のまったく同じ場所で。武蔵関公園はそれ程人出が多くないので、そんなことが可能なのである。かれこれ7年くらい、ある意味ルーティーンになってきている。
 桜の後を追うように、我が家の庭に植えたチューリップが満開に。庭のチューリップもこの3年くらい同じ感じで、これまたルーティーン化してきている。
 例年ブログに書いている気がするが、いつもの季節のいつもの光景を体感している。
 こういうのもいいですよね。(TM)

2017/04/14

ART BOX作品集掲載

 ART BOX発行の書籍、『店舗・施設の仕事 建築・インテリア作品集』に「アーツ前橋」が掲載されました。
 なかなか立派なつくりの書籍です。
 書店の他、全国の美術館や図書館に所蔵されるようですので、お目にかかればぜひご覧ください。(TM)

2017/04/12

ピアノ画(スケッチ)

 ミュージシャンの遠藤憲司氏がリリースした、『けんちゃんのピアノ画(スケッチ)』というアルバムが感動的に素晴らしい。NHKのラジオ番組で、音楽家の大友良英氏が推薦していたので、知った次第。いわゆる正当なピアノを学んだことがないミュージシャンが奏でるピアノの音は、まさしく初めて聞くタイプの音だ。いや、奥が深い。
 アルバムには大友氏のチームが、収録曲を書き起こした譜面があり、これも素晴らしい。もう譜面というよりは、絵というか、現代アートになっている。既成概念を吹き飛ばす音楽に、既成概念にはないかたちでの楽譜による表現。道徳の教科書なんかどうでもいいから、子供たちも是非聴いてもらいたいなぁ、と思わせるのである、うむ。(TM)

2017/04/01

武蔵野クリーンセンター始動

 2010年から7年をかけて携わってきた、武蔵野市の武蔵野クリーンセンター。メインの新しい工場棟がついにオープンをしました。設計者の立場としてはデザイン設計監修として携わっています
 この施設は、クリーンセンター(ゴミ処理工場)としては常識を覆す施設で、見学は開館時間帯はフリーで、ゴミが処理されていく様子をつぶさに見ることができます。常時自由に来館できますので、お近くにいらした際は是非ご来場ください。そして手前ミソですが、ゴミ処理場とは思えない建築デザインです。
 さて、このプロジェクトは、部分的にオープンという段階ですのでまだ続きます。施設全体の整備まで後3年程はかかりそうです。また、折をみて報告します。乞うご期待。(TM)