2013/04/08

博多旅はいつも素敵。

 久しぶりの博多です。
本州から出ることすら数年ぶりという近頃の行動範囲の狭さ。
ああ、海外に行きたくてたまらないこの頃です。

 親しい友人からご招待を受けて、結婚披露宴に出席してきました。
空路を博多に向かい、披露宴会場に向かう途中で新しくなったJR博多駅に立ち寄ってみました。勤めていたころの習性で新しい施設ができると見ておかなくちゃという気がするのですが、最近はその意欲もやや下降気味です。
 話がそれますが、東京の新名所は(スカイツリーはもちろん、東京駅ですら、割に近くの渋谷シンクスも)ことごとく未体験です。関西に住んでいたころは、東京には新しいもの・コトがあふれているように思えて憧れたものなのですが、近頃はとんといけません。

 タイミングが「爆弾低気圧」と重なりあったからか、施設内に人出はまばらでちょっと寂しい感じがする・・・と思っていたところ、なぜか私が行こうとしていたレストランフロアだけ大混雑。むむむ、ランチが危うい。楽しみにしていた博多の味覚ですが、「駅ビルに求めてはいけない」ことを行ってみて再認識。そういうものだとわかっているけど、期待してしまう私。

 会場に少し早目に行き、神社へ挙式に向かう新郎新婦を見送ったり、久々に会った友人とおしゃべりをし、身支度をして披露宴へ。

 友人の新婦とは勤めていた会社の入社同期で、私が彼女を訪ねて博多に遊びに行くとご両親まで一緒に遊んでくださったりして、お手本にしたいような仲の良いご家族。ということを、簡単なお祝いの言葉とともにお話させていただこうと思っていると、皆さんがが口をそろえて、「新婦のお父様、お母様と一緒にお酒を飲み・・・・」などとおっしゃっる。私は心のどこかで彼女の家族の一員になったつもりで臨席していたし、私の勝手な思い込みかもしれませんがどうやら会場の大半の方はそんな風に思っていらっしゃったようにも感じて、お祝いの気持ちも、彼女がお嫁に行ってしまう一抹の寂しさも、その会場の雰囲気に増幅されて大きく心揺さぶられたのでした。
 どうぞお幸せに。おめでとう。

 久しぶりの博多は、夜の屋台めぐりも意欲的な街歩きもなかったけれど、胸いっぱい、思い出に残る素敵な旅になりました。
 彼女は熊本にお嫁に行ったので、熊本に行く口実ができました。楽しみです。