2013/03/19

揺さぶられる空気感

   WBC(野球のことですよ!もちろん。)も終わってしまった。残念だけど、まあ、しょうがない。今大会での最大の見どころは、何と言っても台湾戦の9回2死からの、そう、鳥谷の盗塁。もちろん、その後の井端の一打が最大の殊勲なんだけど、それ以上の圧倒的なインパクトがあった。うちにテレビがないので、後日UPされたYou-tubeで見てみたのだが、あの盗塁の瞬間、球場全体、ゲーム全体、そして日本全体の空気感がまったく劇的に一変してしまうのが、画像(しかもYou-tube)を見ているだけでも、強烈に感じられる。そこがすごいと思う。そうか、環境はこんな一瞬のことで、ガラッと変わってしなうんだなぁ、(それはもちろんいい意味での話なんだけども、逆もまた真なりと思うと、なかなかおそろしいものがありますね)、と改めて感じ入る。しかもホームランでもヒットでもなく、盗塁という所はいいよね。
  ダイヤモンドというとても限られた中で、野球というとても限られたルールの中で、こんなひとつのささやかな自由(敢えて、自由と言わせてもらいたいのです)が、大きく全体の枠組みを変えてしまう、ということは非常に気持ちのいいものだと思う今日この頃です。
  建築(デザイン)もしかりでは、なかろうか?って無理やりかな・・・。そんなこともないよね。さて、そろそろセンバツ、春が到来です。(TM)