2013/07/31

TO YOU

 嬉しいやら、嬉しくないやら、今年も誕生日を迎えました。
 事務所スタッフ2人からはランチタイムにお祝いを頂き、関西にいる家族からはおめでとうメールが続々と届き、友人からお祝いが届き、夜は自宅で家族に祝ってもらって、大変幸せな一日でした。みなさんこの場を借りてもう一度、「ありがとう。」

 タイムリーなことにここ2ヶ月ほど娘の遊びの一つに「トゥーユー」というのがあって、これがHappy Birthday to You! を歌うこと。すっかり歌をマスターした娘に、歌って祝ってもらい嬉しく楽しい夕べでした。まさか1歳の娘から歌のプレゼントをもらえるとは1年前には想像もしなかったことで、子供の成長は本当に大きな喜びです。娘も本物のバースデーケーキとロウソクが嬉しかったよう。「もう一回!」のアンコールリクエストが出ました。

 その「トゥーユー」という遊びが楽しい!初めのうちは絵本の♪Happy Birthdayページを開いて歌うだけで楽しめていたのが、どうやらバースデーケーキの絵が気に入ったらしくて遊びが発展し始めました。身近にあるもの、例えばおままごとのお皿の上に切ったニンジンのへたを立てて、それをバースデーケーキに見立てて「トゥーユー」「トゥーユー」と言うのですが、最高だったのはお風呂場でスツールの上にシャンプーやボディーソープのポンプボトルを並べて、バースデーケーキを作った時。この発見によほど満足したのか、それ以来お風呂場に行くと「トゥーユーする」と言ってボトルを並べて、歌うようになりました。お風呂場なので、声がよく響くのがまた楽しいのかも。その時にお祝いされるのは、お友達だったり、家族だったり、時には自分だったり、締めくくりは「おめでと~」の拍手もあって、手抜きしません。そんなわけでほぼ毎日、お誕生日祝いの我が家はにぎやかです。

 今月4日にめでたくプレオープンしたアーツ前橋は今年がお誕生の年。おめでとうございます!10月のグランドオープンまであと3ヵ月を切りました。大勢の方に訪れてもらって、施設を育ててもらえることを願っています。

 誕生日が2日違いの父と「また歳とったね」と言い合うのが恒例のこの暑い季節!
プレゼントのバカラのグラスに美味しいウイスキーを注いで、乾杯!これからが夏本番、頑張りますか!

2013/07/17

The Best Of Time:空間造形クロニクル

武蔵野大学の設計演習(空間造形3、3年生対象授業)の講評会。前期の総決算的なイベントである。あえて、イベントといっているのは、この講評会の場はある意味「お祭り」であり、「ハレの場」であるから、学生諸君にも(今までの設計作業の生みの苦しみを越えて)思う存分楽しんで欲しいと思っている。と、いう訳で例年学生には、発表に何らかの一工夫を考えてくるようにガイダンスをしている。7~8年前の学生はいろいろと積極的に仕掛けてきて、例えば、かぶりモノで攻めるとか、5人くらいで演劇風に発表するとか、意味もないのに野球のユニホーム&金属バット姿で喋るとか、留学生がわざと通訳付きの2ヶ国語発表をおこなうとか、まあ、良いか悪いかは置いといて、非常に活気のある講評会だった記憶がある。年々その傾向も下火になってきて、今の学生たちはあまり何もしなくなってきてしまった。でも、何人かはその努力をしようとしていて、やはりそのプレゼンは印象に残る。改めて、自分にも省みてプレゼンテーションのあり方の意味を考えさせられたなぁ。ただ機械的にしゃべっているだけだと、伝えたいこともなかなか伝わらないのかもしれないなぁ、と再認識してしまう。
そんなこんなで学生に発破をかけながらやっているが、学生に一方的にやらせるのも申し訳なく思い(まあ、そんなこと思う必要もないのだが。。)、僕たちもパフォーマンスを披露している。見本というにはクオリティはあまりに充足していないが、講評会始まりに一発、学生たちにブチかますのである。
何をかというと、これもベタベタで「コント」である。一緒に設計演習を運営していただいている、建築家の大塚聡さん。後、大学スタッフの手塚愛さんと3人でミニライブを披露。コントのテーマは「コンセプト」ということで、建築にはコンセプトがつきまとう訳だけど、本当にコンセプトというものは、建築にとって不可欠なものなのだろうか?というアンチテーゼ的なメッセージも裏に忍ばせている。。。とは、いえ、まあ、所詮、超D級コントなので偉そうなことは言えないんだけど。
そして、何やかんやと9年間も続いたこのコントも、大塚さんと思う所があり、今年度で最終公演にしようということになった。まさにラスト・ライブ。すべてには終わる時がある、ということをまた感じ入る。
学生の発表はそれなりに出来ている作品も数点あり、それなりに刺激的ではあった。でも、「それなりなんだよなぁ、何故なんだろう」と考え、やはり、発表する学生の情熱が感じられないという、非常に当たり前でプリミティブな思考に落ち着いてしまう。やっぱりそうなんだよな。それが少し(というか、あまりに)感じられない。ので、ひっかかりがなくてこちらとしては消化不良で終わってしまう。評価なんか気にせず、思い切り自分の思いをぶつけて欲しい。正解はないのだから。と、いつもと同じ感想をもってしまう。
セレクションした学生の発表が終わった後、発表チャレンジを受けて立つ(いわば敗者復活)機会を一緒に担当していただいている伊藤先生が学生に投げかけるが、希望者はゼロ。う~ん。その後、僕が2回目を投げかけるが、手を挙げる学生は再びなくズッこける。作品への愛がないのかなぁ。という寂莫感を持ちながら吉祥寺へ出て懇親会へ。
懇親会では学生は講評会とはうって変わって解放感に満たされながら、にぎやかに楽しんでいる。その元気を講評会にぶつければいいのに、、と思いながらも、学生の充実感を感じている姿を見ると、こっちもほほえましくなる。後期の設計演習もがんばってもらいたい。
家路につき、なぜかスティックスが猛烈に聴きたくなる。『The Best Of Time』。これはラブソングみたいだけど、9年間パフォーマンスにお付き合いいただいたミース大塚氏、無理やり引き込んでしまったザハ手塚氏、そして我が分身ライト水谷の3者に捧げたいと思う。ありがとうございました。(TM)

2013/07/16

設計講評会@生田

明治大学の2年生の設計演習の講評会に招待され生田キャンパスへ。
大学の先輩である青井先生にお声掛けいただき、講評をさせていただくことに。課題はキャンパス内にランドスケープも含めた交流スペースを設計するという課題。ランドスケープ系のゲスト講師の方にも声掛けを、との依頼があったため武蔵野大学でもランドスケープの授業をお世話になっている近藤卓さんにお願いをして、一緒に講評をさせていただくことになる。
明治の2年生の設計演習は必修のため約160名が履修していることに。原則全員発表ということで、全160人規模の講評会が製図室のそこかしこで、班に分かれて繰り広げられているのは圧巻である。今回僕がみさせていただいたのは青井先生の班の20名。14時にスタート。青井先生のガイダンスに始まり、4人毎の発表で全20名に対して発表&講評。最後に総括をして19時前に終了。久しぶりに全員発表の場を体験したので、やはり体力を使う。2年生ということもあり、設計に対する姿勢が新鮮な感じがするので、非常に面白い。作品に関しては、全体的にしっかりと建築計画やプログラムを考えて、きちんとまとめているという作品群が揃っていた。例えば50mくらい地下に掘ってみるような、度肝を抜くような設定提案も少し期待してみたが、まあ、そんなのは今の時代の若い人たちには流行らないんだろうな、と思ってみる。今後2~4年間でどんどん成長していくんだろう、と思いつつ、学生さんたちにはこの純粋な心持ちを忘れずに更なる飛躍を期待したい。
講評会後の懇親会も参加させていただき、いろいろと刺激的なお話をうかがう。
明日はいよいよ武蔵野大学も3年生の講評会。どんな成果が生まれるか楽しみだ。(TM)



2013/06/21

I’ll Wait








『1984』と聞いて何を連想するか?、というトピックをスタッフのharuと話していて、間髪を入れず「ヴァン・ヘイレン」と答えたところ、「え~!何でですかっ?(信じられない!!)」ってリアクションがあったのを想い出す(おそらく彼女はオーソン・ウェルズや村上春樹、といったところなんだろうが。。。)。
そしてその数ヶ月後前橋の現場でそれと全く同じトピックの話になった時に、周りは僕と同年代の人ばかりしかいなく、みな異口同音に「ヴァン・ヘイレンしかありえへんやろ!」と言われ、彼女は沈黙するしかないといったこともあったなぁ、ということも想い出しながら、東京ドームへ。
ついにこの日が来たかという万感の思い。会場は、おそらく僕と同じ気持ちの人ばかり。それにしてもすごい人だ。しかも年齢層はかなり上、男性比率が圧倒的に高い、という熱(苦し)過ぎる会場の盛り上がりをみせていた。

ライブは、ほとんどMCもなくひたすら演奏をし続けるという構成で、そこがしびれる。後、当たり前の話だが、サミー・ヘイガー以降のヴァン・ヘイレンの曲は一切演奏しないし、デイヴ・リー・ロスのソロも全く演奏しない、という潔いセット・リスト。そしてアンコールはなく全て本編に納めてオーラスを迎えるというライブ構成も気持ちいいくらいシンプルなものだった。
音楽評論家の渋谷陽一さんが、ライブのレヴューでヴァン・ヘイレンの魅力を「ハードロックバンドでありながら、ハードロックの最大の武器である、暗さとセンチメンタリズムというふたつの要素を持たずにこれだけ歴史に残るバンドとしてのキャリアを重ねてきたのは驚異的なこと。」と表現しているのにとても納得。
エディ・ヴァンヘイレンの、あの抒情性を全く排除したギター奏法がそれを如実に物語っているが、だからこそある意味ユニバーサルな普遍の魅力があるのだと思う。ライブでも「Eruption」のギターインストを演奏し始めた瞬間、モニターに映しだされるエディの無邪気な笑顔満載の姿とその超絶演奏に口がポカンと空き、空いたままもう閉じることがないんじゃないか、と思わせるその恍惚感は文章ではもう表現しきれない。おそらく会場にいた1万人がそんな状況だったんじゃないかな、と思う。そしてそれとミックスされるデイブ・リー・ロスの超楽天的なヴォーカリストとしての存在感は、まさにヴァンヘイレンの真骨頂と言えると、あらためて感じさせられたライブだった。
1984から約30年。
”I’ll Wait”(from『1984』)はプレイされた。
その瞬間意味もなくちょっと泣きそうになった。
時はあまりに早く流れる。 (TM)

2013/06/06

10人が集って住む空間

 

 武蔵野大学3年生の設計演習、前期の第2課題がスタート。 1週間遅れだが第1課題について少々。実はその第1課題「10人が集って住む空間」は、この学科が始まったときからの鉄板の課題。9年ずっと続いたことになる。
  来年度から授業開催キャンパスが有明に移転する予定のため、この長らく続いた課題も先週をもって終焉を迎えた。非常勤で担当いただいている建築家の大塚聡さんと一緒にこの授業を立ち上げた時のことが頭をよぎり、感慨深いものがある(まあ、学生にとっては関係のない話なのだが)。すべては始まるときがあれば、終わるときがある、ということか。
  講評は教員とTAが票を投じた16人が発表。圧倒的にパワーがある作品がある訳ではないが、未発表の作品も含めて粒ぞろいの作品群、といった感。年々加速するその感じは、まあしょうがない。最後ということもあり珍しくセレクションされなかった学生の発表挑戦も受けて立ったが、希望者は(何と!)ゼロで、まことに痛恨の思い。
  最後のコメントで、「それぞれ個々の色彩をもつよう(村上春樹に掛けてますよ。もちろん)、それこそ貪欲にいろいろと吸収するよう」に激励する。丁度、吉祥寺バウスシアターで爆音映画祭、そしてそれが終わったらカラックスの『ホーリー・モーターズ』が来るので、観るように発破をかける。まあ、建築とは関係ないけど、いろいろ感じて眼から鱗をボロボロ落として欲しい。と、いう思い。
  第2課題もスタート。はじけろ!学生。The Kids Are Allight!
。。。と、いいつつ全くの蛇足ですが、はじけるつながりで。普段まったく炭酸系のジュースを飲まないのですが、急に飲みたくなって三ツ矢サイダーの梅サイダーを衝動的に購入。これいいですね。パッケージデザインもレトロな感じをおさえつつイカしてる。ちなみに、ソーダの横に写ってるのはボビー・マクファーリンの新譜。これもいい。自分のルーツ音楽に沿った内容で、懐かしさとともにまだ健在なのが嬉しい限り。まあ、関係のないところに話が脱線してすみません。しかもオチはありません。はい。 (TM)

2013/05/30

ネクスト・デイ




デヴィッド・ボウイが10年ぶりのアルバム、『ザ・ネクスト・デイ』をリリース。あまりの復活に感動してしまい、わざわざアナログ・レコードを購入(もちろん輸入盤。そして2枚組。)。さすがにチャレンジングな出来栄えで素晴らしいと思うが、巷の評判がよく、というか、あまりに良すぎるので。。。その分をどうしても差し引いてしまう。う~ん、ちょっと天の邪鬼なのかもしれないけど、それにしてもあまりにいろんな人が飛びついてる感がするので食傷気味になるわな~、という感じ。そのあたりおそらくデヴィッド・ボウイも感じてるんだろう。今回のリリースは事前のニュースリリースはまったくなく、突然の発表だった。無理だろうけど、ライブをみてみたい、と思う今日この頃。。。
 さて、久方ぶりつながり、という訳で、先日は何と高校(淳心学院)時代の同級生との飲み会。関西で演劇関係の仕事をしているオニシ君が仕事で上京するので、それに合わせて在京のメンバー4人で集まることに。オニシ君は高円寺まで来るということもあり、事務所まで遊びに来ていただいて一通り近況報告。4年前の同窓会で会った以来なので、非常に懐かしい。あっという間に時間が過ぎて行き、みんなと落ち合う新宿へ二人であわてて向かう。駅でテラニシ君と落ち合い3丁目方面のいつもの居酒屋へ。店へ入ってしばらくするともう一人のフジモト君が登場。これで全員集合。いや~、懐かしい。オニシ君は5年ぶりだが、後の二人は高校卒業以来の再会。なんと、25年ぶり!!時はあまりにも早く流れる。。。いやはや。
 本当に久しぶりな訳だが、話し出すと、もうみんな面白くて、25年のブランクもあっさりと忘れてしまう。それぞれ、演劇関係、船舶関係、マスコミ関係、そして建築関係とみな現在活躍しているフィールドが違うので、普段とは違う刺激がある。さすがに、関西人のノリ、そして淳心生らしいほんわかとしながらもエッジのきいた会話など、懐かしさと新鮮さとで、とても楽しい時間を過ごすことができた。あっという間に4時間ほど。
 新宿泊のオニシ君を見送って、JR新宿駅で散会。本当に長い時間を経た久しぶりの再会に、新宿の懐の深さを少し噛みしめながら帰途に就く。さて、僕たちの、ザ・ネクスト・デイはいかに。(TM)

2013/05/29

新体制

 連休明けから、事務所に新スタッフ1名を迎えて新体制です。
ちょっぴり若返りました。
 私だってまだまだ気持ちは若くいるつもりですが、実年齢の若さに敵わないものはあります。若い力と一緒になって頑張りたいと思います。

 ところで、新スタッフの加入によって事務所のデスクを再レイアウトしました。あきらかに以前と事務所内のコミュニケーションが変わりました。ちょっとしたことですが、影響はなかなか力があります。体験してみると、面白いものです。

 そんなことを感じながらの5月、朝、出勤して来た時に、挨拶をする相手が増えたのは嬉しいです。今日も一日頑張ろうって。