2013/07/16

設計講評会@生田

明治大学の2年生の設計演習の講評会に招待され生田キャンパスへ。
大学の先輩である青井先生にお声掛けいただき、講評をさせていただくことに。課題はキャンパス内にランドスケープも含めた交流スペースを設計するという課題。ランドスケープ系のゲスト講師の方にも声掛けを、との依頼があったため武蔵野大学でもランドスケープの授業をお世話になっている近藤卓さんにお願いをして、一緒に講評をさせていただくことになる。
明治の2年生の設計演習は必修のため約160名が履修していることに。原則全員発表ということで、全160人規模の講評会が製図室のそこかしこで、班に分かれて繰り広げられているのは圧巻である。今回僕がみさせていただいたのは青井先生の班の20名。14時にスタート。青井先生のガイダンスに始まり、4人毎の発表で全20名に対して発表&講評。最後に総括をして19時前に終了。久しぶりに全員発表の場を体験したので、やはり体力を使う。2年生ということもあり、設計に対する姿勢が新鮮な感じがするので、非常に面白い。作品に関しては、全体的にしっかりと建築計画やプログラムを考えて、きちんとまとめているという作品群が揃っていた。例えば50mくらい地下に掘ってみるような、度肝を抜くような設定提案も少し期待してみたが、まあ、そんなのは今の時代の若い人たちには流行らないんだろうな、と思ってみる。今後2~4年間でどんどん成長していくんだろう、と思いつつ、学生さんたちにはこの純粋な心持ちを忘れずに更なる飛躍を期待したい。
講評会後の懇親会も参加させていただき、いろいろと刺激的なお話をうかがう。
明日はいよいよ武蔵野大学も3年生の講評会。どんな成果が生まれるか楽しみだ。(TM)