2021/08/18

ショート・シャープ・ショックト

  新型ウィルスの状況は変わらず。感染者数は増えるばかり。フランス文学者・思想家の内田樹氏が『AERA』に、現状を「どうしたらいいのか、分からなくなってきた」と寄稿しているのをみて、「ゲッ、その通りや。。。」と妙に納得。多分、ほとんどの人が同意見なのではないかと感じる。

 夏季休暇が終わったが、なんとなくズルズルといろんなことが続いているような感じで休み明けがスタート。元気にいきたいところだが、個人的にはドヨンとすることがあり、いきなりゲンナリしている。

 ということで、ここは、ミシェル・ショックトを聴く。孤高の(と言っていいと個人的には思う)、80年代のプロテスト・ソング・ミュージシャン。2作目の『Short Sharp Shocked』を。これも紛れもない、超名盤である。基本的に、フォーク&ブルース系の音に、社会的な歌詞のヴォーカル載せているが、ルーツ・ミュージックに留まらない、オルタナティヴな方向性を示す宝石箱のようなアルバムである。個人的には、コートニー・バーネットは、後継者だと思う。そして、警官隊に取り押さえられているような自身のアルバム・ジャケットは秀逸。ここは、A面2曲目の「Hello Hopeville」を。
 “Now the world’s been cruel(今、世界は残酷です)”。
元気に進みましょう。(TM)