2021/05/17

ストレンジ・カインド・オブ・ラブ

 新型ウィルスの状況は変わらず。世論というか、巷のニュースでは、オリンピック大反対モードに一気になってきている。個人的には、このブログでも幾度となく、それとなくコメントをしているが、昨年の春から基本的に、オリンピック開催反対(というか、できるとは思えるような状況ではないだけなのだけど。。。)という感じである。が、ここにきて、この手のひらを返したような、大反対ムーブメントを、そこはかとなく、ゲ!っと気持ち悪く感じ、天邪鬼な性格上、オリンピック開催を俄然応援したくなってきた(笑)。論拠は正しいかどうか分からないが、古代オリンピックの時代では、競技せず(競わないで)、みんなで仲良く身体を動かして楽しむ祭典だった歴史もあったという記録もあるようなので、そんな雰囲気を復活させるのでもいいのではないかなぁ、と夢想してしまう。いずれにせよ、大昔は、(神を尊ぶ)お祭りだった訳(なので、経済も政治も、なし)で、近代オリンピックではできなかった超斬新なプログラムで、開催しよう!是非!!と180度大転換してみたくなる。まあ、今からじゃむずかしいかなぁ。。。

 と、このなんとも言えないもどかし感じを、ラブ・アンド・マネーのアルバム『ストレンジ・カインド・オブ・ラブ』に託してみる。スコットランド出身の80年代後半の隠れ名盤。この時期、過小評価されているアルバムがそこそこあるが、その筆頭といってもいいかも。A1曲目の「Halleluiah Man」を。この表現がいいか分からないが、“大人の”ポップ感満載。僕たちだけでも“大人の”感性でいろいろと進んでいきましょう。(TM)