2015/02/01

卒業設計の審査会

 昨日、武蔵野大学の卒業設計の審査会が開催された。今日は卒業設計展の最終日と言うことで昨日の疲れをドッと出しながら学生の撤収作業を見守る。
 さて、審査会だが今年は司会のお鉢が回ってきたので、個人的にはどうしても作品の講評ということに没頭できない。まあ、当たり前なんですが。。。
 今年度は9名が審査会にセレクトされた。まず学生のプレゼンを聞いた後最初の投票を行う訳だが、例年と比べて圧倒的に僅差な結果に。審査員の先生方の意見も様々なので上位の作品に絞っていく作業が難航。まさに司会泣かせ。公開審査会の議論の推移をみながら進めていくが、議論が進まない感じが見えてきたので、ある時点でエイヤで最終投票に持ち込むことにした。結果は3作品が1点差にひしめく大接戦の結果で幕を閉じる。学生はそれぞれ奮闘したとは思うが、今年度は全体的に熱量が足りなかった感が個人的にはしている。だから最後に残った上位3作品も含めて、どの作品も何か物足りなくて圧倒的に応援したい作品というのがなかった。というのが、残念なところ。
 まあ、でもこれで学生は4年間の総決算である。審査会終了後の懇親会では学生は一様に達成感を漂わせているので、是非この感覚を大切にして社会に出てからも前進して欲しい。
さて、いよいよ年度末の感じになってきた。(TM)