武蔵野大学で展開している「イスをつくる」授業の作品講評会を開催(授業の課題は本ブログの2014/4/22参照ください)。場所は三鷹市芸術文化センターの展示ギャラリー。
今年度は16名が履修。なんとか無事に皆完成までこぎつけることができたのは一安心。今年は、3名の特別講師を招いての講評会開催が可能となり、木工デザイナーの渡邉浩幸さん、建築家の佐野修さん、写真家のキッチン・ミノルさんの御三方にお越し頂く。それぞれ異なる立場なので、異なる視点から批評があり、僕としてもとても面白い。司会をしているのをうっかり忘れてしまうくらいになってしまう。
先生方からは厳しくも温かい言葉をかけて頂いたので、学生諸君はこれを励みにさらに前進してもらいたい。それにしても、作品のコンセプトやデザインの方向性はいいとして、最後の仕上がりの精度がまったく未達感満載で、これは指導する身としては悩ましいところ。来年度への宿題にすることにしよう。