2013/12/30

Look back 2013 その2

 全く個人的なマイベスト、音楽編。これを今日届いたばかりのVampire Weekend『Modern Vampires Of The City』のアナログ盤を聞きながら書いている。アナログ盤を購入したら全然配達されずにものすごく時間がかかってしまい、この年末ギリギリになってしまった。封を切るとなんとドーナツ盤が白色だった。カッコイイ!と遅く届いたということも思わず吹き飛ぶ。さて、内容はと言うと、さすがに各方面で今年No.1アルバムの評価を受けているように素晴らしいと思う。特にA面がいい(って懐かしい響きでしょ)。と、いう訳で今届いたばかりなので、Vampire Weekendはランキングに入れてません(でも間違いなく5本の指に入るね)。
さて、話を戻して、相変わらずアナログレコードとCDを購入している。ネットのダウンロードはいまだかつてしたことがない。こんな時代にあえて、アナログに逆行しているここ数年である。今年は全部で、都合77枚(ライ・クーダーのBox Set11枚も含んでいるので厳密に言うと87枚)。
さて、順番はこんな感じかな。

1.New /Paul McCartney
2.The Last Ship /Sting
3.Liquid Spirit / Gregory Porter
4.Tooth&Nail /Billy Bragg
5.Wise Up Ghost /Elvis Costello&The Roots
番外Spirityouall/Bobby McFerrin

今年はやはりポール・マッカートニー御大に。もちろんライブは涙もの。で、話題性ばかりが先行している感があるがこの新作は素晴らしかった。最近死滅化している骨太のロック・アルバムとしても評価されるべきだと個人的には思うところ。スティングは10年ぶりのアルバムで10年間アルバムをつくることができなかった、という事実がこのアルバムの精神に表れている。ミュージカルのサウンドトラックなので厳密なオリジナルアルバムという感じではないかと思うが楽曲郡は素晴らしく、スティングのここ10年を思い苦悩あふれるライナーノーツを読みながら聴いていると思わず涙なくしては聴くことができない。グレゴリー・ポーターは本当に素晴らしい。もうベテランだがこれからも楽しみ。ビリー・ブラッグも秀作。日本盤が出ないのが信じられないね。後はコステロ御大。いつもながらの健在ぶりに脱帽。カヴァー作も含めたアルバムなので番外としたがボビー・マクファーリンの新譜もグレゴリー・ポーターと同様よかった。デヴィッド・ボウイ、ダフト・パンク、ホセ・ジェイムスなどもよかったが外させてもらった。
後、余談だが、2012年発売物で遅ればせながら購入したもので、Andy Alloの『Superconductor』(プリンスの彼女?、ということでプリンス節炸裂)、Pet Shop Boysの『Elysium』(こちらも健在ぶりはさすがの脱帽)は昨年のランキングには入れられなかったが素晴らしかった。
そしてシングルとしては何といっても(このブログでも書いたが)、ジャスティン・ティンバーレイクfeat.ジェイZの『Suit&Tie』。これぞ、まさにポップ・ミュージックの醍醐味。
2013年もいい音楽満載でした。さて2014年はいかに。(TM)