2013/12/29

Look back 2013 その1

あっという間に2013も、もう終わりです。
毎年恒例の、全く個人的なマイ・ベスト2013をふりかえり。例年は書籍編、映画編、音楽編と3話(日)構成ですが、今年もあまりに余裕のない1年だったということもあり(猛然と反省。。。はい。)、書くヴォリュームがそれ程ないので、書籍編と映画編をまとめておこないます。
で、この1年思い返してみましたが、昨年に引き続き、本も映画もほとんど語る資格なし、という感じ。泣。
書籍に関しては建築系以外の書籍はほとんど軽いのを斜め読み状態の連続。毎年書いている感じですが、僕は常時4冊の本を並行して読み進める、という読書スタイル。他人からは「よくそんなんで4つの話がグチャグチャにならないねぇ。」と言われるが慣れてしまうと意外といいもんですよ。ちなみにその4つのスタイルはこんな感じ(例年書いてますが。もう様式美になってます)。
①じっくりと腰を落ち着けて読む本:これは1階の本棚に
②アート、建築系の専門をパラパラ読み齧る用の本:これは2階の食卓近くに。
③カバンに持ち歩いて電車の中等の移動中に読む本:もちろんカバンの中
④寝る前に気軽に読む本:これは3階のベッド枕元に
が、今年は(も)この4スタイルが全く機能しない有様。ちなみに、今現在もグチャグチャで、フィッツジェラルド『冬の夢』、菊地成孔『服は何故音楽を必要とするのか?』、山崎努『俳優のノート』、糸井重里『イチローに糸井重里が聞く』、森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』、村上春樹『夢を見るために毎朝目覚めるのです』を並行かつランダムに目についたら読んでいる、という状況。来年はじっくりと腰を落ち着けて大作を読もうと思います。ハイ。

さて、そして、映画ですが、今年は昨年よりは少しまともに観ました。ということでベスト3はこんな感じ。
1.『クラウド・アトラス』/ラナ&アンディ・ウォシャウスキー+トム・ティクヴァ
2.『ホーリー・モーターズ』/レオ・カラックス
3.『フライト』/ロバート・ゼメキス
何といっても、レオ・カラックス13年ぶりが鮮烈だった。ウォシャウスキーの作品とテイストが好対照で、片やさまざまな要素が同時並行でランダムに展開していくかたちで、片やさまざまな要素が断続的でシークエシャルな展開をみせるかたち。最近設計時に考えている「ゆるやかな不統一な連続章」という概念とつながるところがあって観ていていろいろと考えさせられた。
ということで、明日は音楽編。もう少しまともなコメントにしたいと思います。(TM)