2025/10/11

アーチの森2025

武蔵野大学の学園祭、摩耶祭が開催。

例年、大学で展開している実習授業で木造仮設建築物(我々は「アーチ」と呼んでいる)を設計・制作している。

1日目はあいにくの雨模様。

明日は、雨がやみそうなので、ご来場されましたら、是非ご覧ください。

来年以降も乞うご期待! (TM)



2025/09/26

ダーティ55

 9月に入り、中国江西省出張、学会大会(@福岡)、関西出張、と続き、大学が後期開始、ということで、ぶっ倒れそうな程、怒涛のような一月だった。ブログは全くUPできる隙がなく、そして、あっという間に時が過ぎ去っていた!(う~ん、言い訳ですね。すいません。。。)

 中国のの話とかは、遅ればせながら、またUPしますね(多分、、、汗。。)。(ちなみに研究室のインスタ(mizutani_lab(武蔵野大学 水谷俊博研究室))に投稿してますので、そちらもどうぞ。)

 そして、そんなこんなをしているうちに、私事で恐縮ですが、不肖、私めが55になりました。うっ、四捨五入したら、、、60が、、ってもうやめよう(笑)。

 この歳になってくると、嬉しいか?と聞かれれば、もう微妙な感じになってきてしまっているが、まあ、お祝いいただくのは、本当に嬉しいものですよね。

 またひとつ歳をかさね、更に精進いたします。(TM)

2025/08/31

ヒトコブラクダ層戦争

 夏の比較的時間がある時をみつけて、積読状態にある文庫本をポツポツと読む。万城目学著、『ヒトコブラクダ層戦争』。万城目作品は久しぶりのような気がする。京都で学生時代を過ごした身としては、やはり『鴨川ホルモー』が思い出深い。

 さて、本作は、舞台はイラクの砂漠地帯、という訳で、あたかも彼の地へと行ったような気にさせられる(とはいえ、小説の内容は、砂漠のゾンビと戦ったりと、あまりのんびりとした気分には浸れないが)。上下巻に分かれていて、1,100ページに及ぶ力作。小説を読むのは、旅をするようなもの、と感じさせる。

 さて、小生、9月はじめより、中国の江西省に調査出張で赴きます(その後、福岡へ学会と、怒涛の2週間)。また研究室のインスタやこのブログにUPします。(TM)

2025/08/30

推し活とピーターとわたし

 子どもの推し活の付き添い、ということで、ライブ(?、イベント?)の付き添いで、横浜まで。推し活のライブ、というものを初めて体験して、「お~、こういうことなのか!?」と新鮮だった。会場は、ぴあアリーナ、ですごい数のファンが、推しを見守っていて、愛に溢れていた。いや、すごいですね。

 そして、打って変わって、自分のはなし。アーティストの大貫妙子のライブ『ピーターと仲間たち2025』に、恵比寿ガーデンホール(ぴあアリーナのキャパの40分の1!久しぶりに来た感覚。多分、1999年のイアン・ブラウン(ちなみに、元ストーン・ローゼスのです。念のため。)来日以来。)へ赴く。大貫妙子が80年代初頭に制作した楽曲群(いわゆるエレクトロニック・ミュージックに分類されている)が、当初はなかなかライブでの再現演奏がしっくりときていなかったのだが、技術の進歩とともに現在パフォーマンスが可能になった、とのことで、2年ほど前から開催されている。このライブも愛に溢れていて、素晴らしいの一言に尽きる。大貫妙子さん、生で歌唱を観れたのが感動。合掌。

 ふと、これも、もしかしたら推し活、なのか?!と自問自答。

 かたちは、いろいろあれど、推し活、最高!、ということであります。熱烈に暑いけど、元気にいきましょう。(TM)



2025/08/29

オールスター観戦

 この夏の思い出と言えば、プロ野球のオールスター戦を観戦した、というのが大きなトピックだった。

 この歳で、オールスター観戦は、初めて!だったので、感動した。一緒に行った子どもは昨年も観戦しているので先を越されているのだが、やっと子どもに追いついた!、という感じ。

 会場は横浜スタジアム。何か、スタジアム直近に大きなタワマンが新たにそそり立っていて、景観が若干微妙な感じになっているのだが、、、まあ、仕方ない。

 我がバファローズの頓宮選手がホームランかっ飛ばしてくれたので、最高な夏の一夜、でありました。後は後半戦、バファローズが3位に踏みとどまれるかが、個人的には最重要案件である。もう神頼みだな。合掌。(TM)

2025/08/27

設計演習の講評会2025

 えー、っと、また、油断している隙に、ブログの更新が滞ってしまった。この暑さにバテバテで、、、って、良い訳ですね、はい。すみません。

 子どもたちが夏休みの宿題の絵日記をしているのを横目でみながら、こっちも絵日記的に夏のブログをポツポツと書いていく所存です。

 今更の話なのだが、写真のデータを整理していたら出てきた、前期の設計演習(授業名「設計製図1」)の話。前期は、2年生の最初の設計演習の指導を、4人の建築家の方々としている。

 昨年度から始めた新たな取り組みで、A0の大きさで手書きのビジュアルを制作する、という課題を最後に提示した。結果的には、力作も一定数みられたので、良い取り組みだったと思う。

 AIの進歩も著しく、さまざまな方面でデジタル化が進んでいるが、その時代の波に敢えて逆らうかのような、超アナログな課題。ある意味、自分の身体と同じくらいのスケールの絵(ビジュアル)を描くという行為は、多分、学生のこれからの建築活動を展開していく上でも何らかの良い影響があると思っている。

 そして、毎年恒例になってきたが、教員おすすめの、「(見るべき)建築」、「(読むべき)小説」、「(観るべき)映画」を各教員から紹介。まずは、夏休みにでも是非、見るなり、読むなり、チャレンジしてもらいたい。そして、今後の成長、期待したい。(TM)

2025/07/22

晩節荒らし

 人間は突然何かの衝動に揺り動かされる時がありますよね?個人的には、“演劇を突然に観に行きたくなる病”にかかることがあるのだが、それが急に訪れた。

 という訳で(どういう訳だ?)、新宿シアタートップスで上演されていた、『晩節荒らし』を観劇(蛇足だが、シアタートップスは初めて。縦に細長いプロポーションの小劇場が他にない空間感覚で面白い)。俳優の山西惇と佐藤誓が本人たちが還暦を迎えたタイミングで突然結成したユニット、“らんぶる”の二人芝居(で、作・演出が福原充則)の第1回公演。

 ということで面白くない訳がない、という期待で観たら、期待の斜め上を完全にいく面白さだった。

 演出良し、二人の芝居良し、ということで、特に上演中程のあたりで、二人が不特定多数の人々を連続して次々と演じていくシーンは感動的だった。テーマが、人生の晩節、少し前、ということであり、50半ばの我が身にも。。。いやはや。ちなみに、キャッチフレーズが、

 「よくぞ来た。ここは一番最後の少し手前。思う存分振り返れ。あとはもう。あとはもうだぞ!」。

 いやー、沁みますな!さて、元気にいきましょう。(TM