2021/11/17

バスターの伝説

 我がバッファローズがパ・リーグのチャンピオンズ・シリーズを制して優勝。いよいよ日本シリーズへ。当日いろいろと立て込んでいたので、残念ながらパ・リーグ優勝を決めた試合はライブで観れず。とても遅ればせながら、配信サイトで見直す。

 いや、9回裏のサヨナラの場面は凄まじかった。特に最後の打者小田の場面の、バファローズとロッテ、両チームのベンチ・ワークは鳥肌物。1球も投げていないのに、サインが目まぐるしく変わり、それを読みあう緊迫感が半端ない。そして、安達、最後の小田の、200%送りバントの状況での、まさかの2人連続のヒッティング(しかも小田はバスター)は、結果が分かっているのにも関わらず観ていて震えた。ちなみに、ファンの間では、小田選手は既に‘小田様’と呼ばれている。今シーズン通算1安打(!)の、スーパーサブが決めた、というところがまた泣けてくる。

 という訳で(どういう訳だ(?笑))」、フラック・ザッパの80年代の隠れた名盤Ship arriving too save a drouwing witch』(訳すと、「辿り着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船」)を聴きながら勝利の余韻に浸る。クレジットをみると、ステーヴ・ヴァイがギターで参加しているが、はっきり言ってどこを弾いているのか分からない、という超絶なアルバム。さて、ヤクルトとの日本シリーズが楽しみだ。(TM)