2021/07/13

ウェイク・アップ・エブリボディ

 新型ウィルスの状況は変わらず。再び緊急事態宣言が発令される。ので、また、諸々のことが逆戻りになる。コロコロ状況が変わるので大変だ。そして、禁酒令も再び施行される。某大臣の、金融機関を通じての飲食店に対する圧力要請発言に、ゲンナリする(ちなに呑み好きな小生ではあるが禁酒法自体に反対している訳ではなく、微塵も疑わず銀行を自分の手先のように行動する大臣の態度がヤバいと思うのである。念のため)。

 そんなこんなで、周りの人々はみんな一様に、このような状況に疲弊している様子がみてとれる。やれやれ。

 そんな状況でも、日々は動き、梅雨の季節柄、雨が断続的に降り続けている。そして、雨の合間に、思いがけずに、きれいな虹が出現し、何か、すべてを洗い流してくれるような雰囲気にさせてくれる。合掌。

 さて、ここで、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツである。フィリー・ソウルの代表格であるこのバンドの、4作目『ウェイク・アップ・エブリボディ』を。何はともあれ、社会派ソングとしても知られる超名曲、A1曲目の「Wake Up Everybody」で。最近では、ジョン・レジェンドがカバーしていたのでもお馴染み。

 テディ・ペンダーグラスのヴォーカルがしみる。そして、この力強い音楽が、虹の空にとても合っている。何はともあれ、元気に進んでいきましょう。(TM)