2021/02/14

リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ

 年度末の行事がほぼ一通り落ち着いてきつつあるが、例年だと各地に出回るこのタイミングで、この新型ウィルスの状況。緊急事態宣言は相変わらず続くので、昨年一度このブログでやっていた、勝手に名盤紹介シリーズをポツリポツリとスタートいたします。

 フィル・スペクターが亡くなり、さまざまなラジオ番組で追悼プログラムが組まれている。フィル・スペクターだと膨大な数の楽曲があるが、個人的にはコレ(かな)。アイク&ティナ・ターナーの『リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ』 。今となっては超名盤だが、リリース当時のアメリカでセールスが振るわず、そのせいでフィル・スペクターが失意のため、一旦音楽会から身を隠した、というのは有名な話。いや、その気持ち全くもって共感します。まさに「ウォール・オブ・サウンド」の面目躍如の重厚な音。やはりA1曲目の「リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ」を大音量で聴くべし。だんだん言い飽きてきて、聴き飽きてきたフレーズだが、「コロナを吹き飛ばして欲しい!」。はい。(TM)