2022/01/17

工場施設見学で想う

 町田市バイオエネルギーセンターの工場棟・管理棟部分が竣工し、施設利用が開始されるということで、施設見学の機を得る。

 微生物による発酵処理のバイオガスを活用したバイオガス化施設が特徴であり、この方式を採用した東日本では初めてのゴミ処理施設ということである。子供の見学対応のサービス等、配慮がうかがえるポイントもあり、非常に整備における苦労が窺えた。

 そして、やはり、ゴミ処理工場としての、建築の制約を改めて感じた、というのも、正直なところである。

 非常に手前味噌で恐縮ではあるが、建築作品の在り方(建築デザイン等も含んで)として、やはり、武蔵野クリーンセンター・むさしのエコreゾートの特異性を改めて認識した次第である。

 今まで、ゴミ処理工場は迷惑施設のイメージがつきまとい、建築としては注目されることは、ほとんど無かったが、いろいろなかたちで人々(住民)に開かれていくことの大切さを想う。(TM)