2020/09/17

夏の講評会

 まだ暑い日々が続く。ベランダの小さな向日葵もきれいに咲いている。そして、まったく余裕がなく、ブログを更新できていない自分に反省。
 夏季休暇を利用して、武蔵野大学の2年生の設計演習(「設計製図1」)の授業を対面形式もオンラインと並行して実施していたが、ついに講評会を開催。開催するまでは様々なハードルがあり本当に大変だったが、何とか無事に終了できた。オンライン対応の授業で感じたことは、対面によるコミュニケーションとのヴォリュームの圧倒的な差である。やはりオンラインでは伝わる(或いは伝えられる)要素が限定されており、お互いがかなり神経を使わないと本当に薄っぺらいやり取りになってしまう可能性がある、ということである。そして設計演習の授業においては、いはんやをや、である。後、模型がいかに大切かを痛感する。模型から獲得できる情報量の大きさを改めて実感できた。今回は提出を任意にしたが、必須にすれば良かったと思わずにいられない。

 しかし、何はともあれ、学生諸君は頑張って作品を仕上げ、講評会が終わった時は一様に充実感を漂わせていた。さて、すぐに後期に突入する。今後の展開に期待するばかりである。(TM)