2020/01/30

ささやかな邂逅

 ちょっとあまりに個人的なので、どうでもいい話ではありますが、かつて、建築家の内井昭蔵先生が京都大学に在籍していらっしゃった頃、わずか3年という年月であったが、研究室があった。
 あまりにわずかな歴史なので、さまざまな方面で忘却されている気配が漂っている。
 が、ただ、在籍していた者は数少ないながら、本人たちにとっては出身の場でもある。    と、いう前書きをさせていただきながら、ではあるが、本当に久しぶりに、その内井研の設立時に在籍していた盟友たち(小生含め3名)と邂逅する(ちょっと大袈裟!?)時が訪れた。場所は新宿の雑然とした雰囲気のいい所だ。なんといってもそのうちの一人とは15年以上振りなので、積もり積もった話にはながさく。新宿の夜は更けてゆくのでありました。

 尚、内井研が解散し、生え抜きのため帰る研究室がなかった小生を、後に布野修司先生が拾ってくださるのだが、「それはまた別の話」、である。
 そんなこんなことも思い出す新宿の夜。
             (TM)