2015/09/02

鈴木理策展

  新宿で所用があり、打ち合わせ間に少し時間ができたので、オペラシティ・アートギャラリーで開催中の『鈴木理策写真展-意識の流れ』を観る。あるインタビューで作家本人が、「人は自分の行為に必要なものだけを見ながら行動しているが、カメラという媒体を通すとズレ(カメラは肉眼と違いある局面だけを捉えるから)が生まれる。そこが面白い。」(正確な文章ではありません。ですので意味がズレてしまってるかもしれなく、個人的な解釈です。念のため。)と述べていたのが面白い。そのズレを感じられるから非常に魅力的に感じる。あたかも撮られた風景の中にいるような錯覚を呼び起こす感じがするのである。いやぁ、こんな感覚を建築でできたら、さぞかし素晴らしいだろうな、と妄想。
  展覧会も非常にピシッと作りこまれていて、秀逸である。10月に写真を素材に展示を考えているので、僭越ながらも参考にさせていただく。でも、展示に関してはちょっと「スキがなさすぎ」な感じもしてしまうのは、ダメかなぁ。スキだらけの人間は戒められますね。(TM)