長距離の移動が続いたので、読書も絶賛継続中。
ポール・ベンジャミン著、『スクイズ・プレー』を読了。ポール・ベンジャミン? はて、誰でしょう?
有名な話かもしれないが、実はこれ、作家ポール・オースターの別名で、『スクイズ・プレー』はオースターが売れる前に書いた、何と推理小説。しかも、ハードボイルドな作品である。
そして、本作品で扱っている題材が、野球(MLBの元スター)ということで、全方位的に自分の大好物なのである。読んでいる間は、至福の時間帯でした。
小説の最後は、この一節で終わる。
「それが彼女を見た最後だった。」
いや、もうね。カッコ良過ぎですね。
こういう小説を読むと、いつも思ってしまう。「これからは、ハードボイルドでいくことにしよう!」。いや、無理なんですけどね。。。
でも、「人間は、不可能なことに憧れる」とゲーテ先生も言っています。元気にいきましょう。(TM)