来たる2月15日、兵庫県立美術館(神戸)にて、美術館の調べ「 バッハ×建築」というイベントを開催します。
スイス在住のピアニスト加藤哲子さんが演奏するJ.S. バッハの『ゴールドベルク変奏曲』と、私たち水谷俊博・ 水谷玲子が同曲から想起する建築デザインとのコラボレーションです 。ピアニストの加藤哲子さんとは幼なじみで、数年前に彼女が東京・ 両国で開いた演奏会で30年ぶりぐらいに再会しました。その時「 いつか一緒に」と声をかけてもらったことに端を発する構想が、こうしてご覧いただけることになりました。加藤哲子さんはピアニストとして精力的に活動をされているのはもちろん、ヨーロッパ各地を回って活動する傍ら、建築にも関心を広げて音楽と建築との相性の良さを感じ取り、このプロジェクトのきっかけとなった提案をしてくれました。緻密に、巧みに、 ユーモア豊かに構成される『ゴールドベルク変奏曲』を、 演奏と並行して建築デザインでも表現し、 お楽しみいただけたらと思っています。
また、加藤哲子さんは、テノール歌手ラファエル・ファーブルとのリートデュオとしても、情緒豊かな歌曲を作ってこられた素晴らしいピアニストで、彼女の素敵な演奏とのコラボレーションを私たちも楽しみにしているところです。
是非、会場でライブ演奏をお楽しみください。
2月15日(土)14時~ 兵庫県立美術館(神戸)
こちらのイントロダクションもどうぞご覧ください。