2024/12/08

講義:空間とデザイン

 少し前、先月のはなし。武蔵野大学の3年生の授業で「空間とデザイン」というのがあり、盟友の建築家、増谷高根さんに担当いただいていた。この度、授業開始から10年目を迎え、最後の授業となる。

 思い返すと、10年前には、有明キャンパスがメイン・キャンパスだったので、10年の歳月はやはり時間の深みを感じる。増谷先生、長期間に渡り、おつかれさまでした。

 最終講義の後、上石神井の居酒屋で、その10年を思い出しながら、おつかれさまの杯を交わす。だいたい、二人で飲むと、取り留めない話で閉店まで過ごすのだが、今回も例にもれず、最後の方は、スペインのバルセロナの街の話とか、血圧の話とか、ニュー・オーダー(ロックバンドの)の話とか、しているうちにあっという間に終電の時間。

 一つの時代が終わりを迎え、おやじどもは帰路につくのでありました。(TM