京都では大徳寺の塔頭、瑞峯院へ。重森三玲の設計した3つの小さな庭園が特徴的。一部、創建当時からは改築されてしまったものがあるが、限定された空間で厳密にデザインされた小さな世界観は心地よい。
一方、神戸では垂水方面にある五色塚古墳へ。瀬戸内海を臨み、非常に雄大な世界観が感じられる。歴史の奥深さもあるが、この大らかな空間を体感すると、本当に時間という概念を想起させられる。
内部に紡ぐ小さな景の世界感と、あくまでも大きな開放感あふれる大きな景の世界感。この対極を感じることも乙なものである。日本の奥深さを感じる関西の日々。(TM)