2014/04/01
フュージョンな春
この数カ月、カニエ・ウエスト以来、最近ヒップ・ホップ系のアルバムを偶然続けざまに購入し聴いている。これは偶然なのかもしれないが、ある意味必然なのかもしれないなぁ、と少し感じている。
ちなみにそのラインナップは、
『Black Radio』Robert Glasper(1と2両方)、『Medieval Chamber』Black Nights、『Tetra』C2C, 『Boxed Out』Detroit Swindle。
何が必然なのかも、と思わせるのかというと、全て純粋なヒップホップではないということ。ロバート・スラスパーをヒップホップ系に入れてしまうのはNGかもしれないが、ジャズの立ち位置からヒップホップの要素を取り入れていると言えのではないかと思うし、デトロイト・スウィンドルはヒップホップとうよりはハウスだけどアート系?なソウルテイスト、ブラック・ナイツは純粋なヒップホップだが、プロデューサは(何と!)ジョン・フルシアンテだし、C2CはクラブDJとしてのアプローチをしていて、しかもフランス人、といった感じ。
ひとつの枠組みにはまることなく、他分野とのコラボから生まれる感じは言葉にするとフュージョン(って、なんか80年代っぽい響き!、がするのは気のせいか。。。)という感覚。これはデザインや建築ではもう当たり前の話だが、このフュージョン的なものにさらに意味をずらせながら大きな括りをかぶせていくと面白いベクトルに進んでいくのではないか、というのが、今の僕の直感(って言うほど大袈裟なものではないけど)。例えば、デパートに美術(館)を融合させて、ゆるやかなまちづくりの範囲をスッと被せていくような、、、(っていつもの話ですみません。。。)。
そんなことを思いながら、今まであまり触れていない音楽に囲まれている今日この頃。未知の世界にも少し浸りつつ春へ向けたパワー倍増です。はい。(TM)