2024/12/23

松谷武判

 先週のはなし。有明方面に赴くことがあり、その経路で少し時間ができたので、オペラシティ・アートギャラリーで開催されていた、『松谷武判』展を観に行く。

 具体(美術協会)の第2世代として活躍したアーティストで、接着剤(60年代当時は新しく開発された素材だった!)を使った立体作品が有名。今回の展覧会は、過去最大規模の回顧展である。で、回顧展と銘打たれているので、不勉強ながら存じ上げなかったが、現在もバリバリの現役で、作品創作を盛んに続けているという事実に衝撃!プロフィールを拝見すると、御年87歳!いや、素晴らしい。

 展示作品の質量とも充実しているのだが、創作過程を記録した映像展示があり、それを鑑賞した後でもう一度作品を見直していくと、その圧倒的な存在意義が感じられる。接着剤を送風機で地道に乾かして、その上から鉛筆(黒鉛)で更に切々と塗り込めながら仕上げた作品群。圧倒的アナログのエネルギーに感動する。年末のバタバタ感も吹き飛ばしてもらいながら、「「疲れた。。」とか言ってられへんなぁ。」と痛切に感じる。そうです、元気にいきましょう。(TM)

2024/12/22

コロッサル・ユース

 年末になり、本当に慌ただしくなってきた。が、どんなに忙しくても、少し時間があればレコード探索に赴くのであります(!)。

 で、ずっと欲しかったアルバムをついに発見!!

 『コロッサル・ユース』!!!、とは言っても、ペドロ・コスタの、あの難解な傑作映画の話ではない。

 ヤング・マーブル・ジャイアンツ。ウェールズ出身のポスト・パンク・バンドの1980年の作品。カート・コヴァ―ンが影響を大きき受けたアルバムとして、後に再評価されている、ある意味伝説の盤。

 いや、改めて、アナログ・レコードで聴くと、素晴らしさ倍増。

 この傑作をうみだしながら、バンドはこの1枚しかリリースしていない、という史実も、その悲哀も全てをとりこみながらの趣きがある。

 年末のバタバタ感を、音楽で安らぎを与え、元気にいきましょう!(TM)

2024/12/14

20年ぶりの同窓会

 武蔵野大学環境学科住環境専攻(現、建築デザイン学科)1期生の卒業生が主催で、卒業してから20年ぶりの同窓会が開催される。そして、その場に、お招きにあずかる。

 本当に20年振りに会う卒業生もいて、楽しいひと時を過ごす。1期生は、まだ女子大の時期だったので、(当たり前だが)全員女性。今、振り返っても、非常にパワフルな学年だったな。自分も若かったので、一緒になって必死にがんばっていた記憶が甦る。

 水谷研のメンバーも、9人が集まってくれた。みんな元気そうで、うれしいかぎり。1期生みなさん、ありがとうございました。(TM)

2024/12/11

都心の劇場とピアノ

 最近、劇場を調べてみる機会があり、改めて、ポツポツと、比較的規模の大きくない劇場をリサーチしている。

 都心に出向いた際に、大手町にある日経ホールに出向く。600席規模の、基本的には企業セミナー対応をした、ホール。なので、メモ用の小テーブルが内蔵された客席があり、非常に機能的(なので、あまり劇場としての色気はない)なのだが、音楽ユースにも十分に対応をしているようで、矢野顕子のコンサートがおこなわれていたりする。そのアンバランスさが、面白い。

 このブログでも以前、“勝手にマイ天才ミュージシャン”について触れたことがあるが、矢野顕子さんのことを忘れていました。天才ですね。自身の楽曲はもちろんのこと、他の人の曲も、矢野顕子が唄うと、矢野顕子の曲になってしまう。そこが、本当にすごい。

 元気にいきましょう。(TM

2024/12/08

講義:空間とデザイン

 少し前、先月のはなし。武蔵野大学の3年生の授業で「空間とデザイン」というのがあり、盟友の建築家、増谷高根さんに担当いただいていた。この度、授業開始から10年目を迎え、最後の授業となる。

 思い返すと、10年前には、有明キャンパスがメイン・キャンパスだったので、10年の歳月はやはり時間の深みを感じる。増谷先生、長期間に渡り、おつかれさまでした。

 最終講義の後、上石神井の居酒屋で、その10年を思い出しながら、おつかれさまの杯を交わす。だいたい、二人で飲むと、取り留めない話で閉店まで過ごすのだが、今回も例にもれず、最後の方は、スペインのバルセロナの街の話とか、血圧の話とか、ニュー・オーダー(ロックバンドの)の話とか、しているうちにあっという間に終電の時間。

 一つの時代が終わりを迎え、おやじどもは帰路につくのでありました。(TM

2024/12/05

ロボット

 最近、劇場を調べてみる機会があり、改めて、ポツポツと、比較的規模の大きくない劇場をリサーチしている。

世田谷方面に出向いた際に、シアター・トラムに出向く。『ロボット』という公演が上映中。ノゾエ征爾(「1万人のゴールド・シアター」の人だ!)演出。カレル・チャペックの原作としてあまりにも有名な戯曲。100年前につくられた話だが、AIがどんどんと成長している現在を、まさに表現している話、といえるのではないか。

現実の世界をみても、効率ばかりを追い求め、何だか、息苦しい世の中になってきている、と感じるのは気のせいかな?「不毛こそ、人類が達成した、究極の成果。」いや、名言だな。元気にいきましょう。(TM)

2024/12/02

真ん中の指

 いよいよ、12月に入った。

 まさに、師走。これから、年内のラストスパート。

 なのではあるが、そんな慌ただしい時期の最中、まことに痛恨なことに負傷。それ程ひどくないと思っていたのだが、痛みが引かないので念のためクリニックに診察に行ったら、何と骨折していた(!)。いやはや。

 利き手ではない一本の指なのだが、当たり前のことではあるが、使えないと、何かと不便である。こういう時ほど、焦りは禁物である。ゆったりと、元気にいきましょう。(TM)