東京に戻り新宿で打上げ。前期も後半戦に差し掛かってきたので、学生の益々の奮起を期待するばかり。(TM)
2019/06/24
「神話機械」展
アーツ前橋(設計:水谷俊博建築設計事務所)で開催中の『やなぎみわ 神話機械』展へ、ゼミ生12名を引率して施設見学にうかがう。それにしても、展示のコンテンツが素晴らしくて静かな驚き。さすがに現代美術を代表するアーティストということもあり質&量とも見ごたえ充分。地下の一番大きなギャラリー(6)に展示されている、モバイル機械の演劇(?)的な展示は、本当に楽しめた。学生は若干ポカンとした雰囲気もあったが、それぞれに刺激を受けたようで、何かしら自身の卒業研究の糧にしてもらえればと思う。
前橋の後、高崎方面へ移動して、群馬県立近代美術館(設計:磯崎新)をみる。比較するのはおこがましいが、展示室の構成やヴォリュームがまったく対極的な2つの美術館を体感できるので、この流れは良い、と勝手に納得。改修したばかりの隣接した県立歴史博物館(設計:大高正人、改修:日本設計)も観る。
2019/06/15
2019/06/05
設計演習最後の課題(2019):原美術館
武蔵野大学の3年生の設計演習第1課題の講評会。今年度の履修学生数が多く、いい作品を期待していたが、いい作品のヴォリュームはほぼ例年通りという感じを受けた。非常に難易度の高い課題だが、振り切ろうと思えば振り切れるタイプの課題なので、例年数点、実現性を超えた面白い案が出てくる傾向がある。そう意味では今年度はリアリティ重視の傾向が見受けられ、無条件で面白い(或いは変なorカッ飛んだ)案はなかったのは少し残念。まあ、社会全体が横並びになってきている感はあるので、そんな時代に学生にいろいろと期待するのは酷なのかもしれない。が、やはり期待せざるを得ない。第2課題の爆発を願うばかり。
さて、実はこの課題は最初につくってから15年目を迎える学内では史上最古の課題だった訳だが、教員(私)の都合と、原美術館も閉館が近づいているということもあって、今回が最後という運びになった。個人的には非常にいい課題だと思っているので、いろいろと(例えば1期生の時は、大変だったけど、学生の熱量が半端なく面白かったなぁ、、とか)思いだすこともあり感慨深い。原美術館への敬意も表しながら、課題全文を下記に記します。もうこの課題が、学内に流れることはない。(TM)
■課題:「次世代のミュージアムの設計」
東京都心の小ミュージアムを素材として次世代の新しい美術館像の提案を今回の課題とする。計画地は品川区の原美術館。1938年建築の旧原邸を改装し、現代美術専門館として開館。海外の美術館と協力し秀作の展示を行っている日本では数少ない現代美術の専門美術館の草分け的存在である。この原美術館の改築ということを課題の目的としたい。
前提としてこの美術館の現在存在する意味やあり方を建築のもつ歴史もふまえて十分に吟味してもらいたい。原美術館としての存在意義をどう捉えるかということを最初のステップにして計画の構築をしてもらいたい。
さて、実はこの課題は最初につくってから15年目を迎える学内では史上最古の課題だった訳だが、教員(私)の都合と、原美術館も閉館が近づいているということもあって、今回が最後という運びになった。個人的には非常にいい課題だと思っているので、いろいろと(例えば1期生の時は、大変だったけど、学生の熱量が半端なく面白かったなぁ、、とか)思いだすこともあり感慨深い。原美術館への敬意も表しながら、課題全文を下記に記します。もうこの課題が、学内に流れることはない。(TM)
■課題:「次世代のミュージアムの設計」
東京都心の小ミュージアムを素材として次世代の新しい美術館像の提案を今回の課題とする。計画地は品川区の原美術館。1938年建築の旧原邸を改装し、現代美術専門館として開館。海外の美術館と協力し秀作の展示を行っている日本では数少ない現代美術の専門美術館の草分け的存在である。この原美術館の改築ということを課題の目的としたい。
前提としてこの美術館の現在存在する意味やあり方を建築のもつ歴史もふまえて十分に吟味してもらいたい。原美術館としての存在意義をどう捉えるかということを最初のステップにして計画の構築をしてもらいたい。
それをふまえて新しい美術館像のあり方を提案してもらいたい。計画においては、現存する美術館を保存するかたちでの提案も可能だし、まったくゼロにしてしまって新しい建築を計画することも可能である。また、既存の一部空間や機能を保存あるいは移築して計画することも可能である。
また建築の計画とともに、美術館のソフトについてもコンセプトを示してもらいたい。建築のハードとソフトは一体で存在するものである。美術館がどのようなものを発信(あるいは受信するのか)ということも提案してもらいたい。
計画においては周辺のまちや環境へどのように関わるかということへの提案は大前提である。ハード、ソフト、環境が一体となり社会へ発信していく、新しいかたちの美術館像の提案を期待している。2019/05/28
『しーん。』展
アーツ前橋のコミッションワーク(常設展示作品)でお世話になった、現代美術家の山極満博さんが、小海町高原美術館(設計:安藤忠雄)で展覧会を開催されているので、観に行く。なかなか公共交通機関の便が大変なところなので、辿り着くのに一苦労。車で行けばいいのだろうが、地域の在来線やバスに乗っていくプロセスが好きなので、できるだけ車は使わないことにしている。
そして、会場に着いたら、何と、山極さんご本人が会場にいらっしゃって、ビックり!久しぶりにお会いできて、しかも自身の展覧会のお話を聞きながら展示を観る、という非常に贅沢な時間を過ごす。
展示自体は、山極さんの世界観で満たされており、ここ最近観た展覧会の中でもかなり素晴らしい、と感じた。いわゆる作品を制作するという作家性を排して反転した形で作品を提示し、しかも展示する場(美術館という建築)に深くそして静かに寄り添うかたちの展示は、こちらの頭が刺激される。いや、かなり面白くて、遠くまで来た甲斐があったなぁ、と山の中の美術館で感じ入るのでありました。(TM)
そして、会場に着いたら、何と、山極さんご本人が会場にいらっしゃって、ビックり!久しぶりにお会いできて、しかも自身の展覧会のお話を聞きながら展示を観る、という非常に贅沢な時間を過ごす。
展示自体は、山極さんの世界観で満たされており、ここ最近観た展覧会の中でもかなり素晴らしい、と感じた。いわゆる作品を制作するという作家性を排して反転した形で作品を提示し、しかも展示する場(美術館という建築)に深くそして静かに寄り添うかたちの展示は、こちらの頭が刺激される。いや、かなり面白くて、遠くまで来た甲斐があったなぁ、と山の中の美術館で感じ入るのでありました。(TM)
2019/05/27
Something /Anything?
なかなか本当の天才というのにはお目にかかれない(と思っているのだ)が、そんな才能に触れられるチャンスというのは非常に趣深い。プリンスがもういない音楽界にとっては、もうこの人しかいない、と勝手に思っているのだが、その人が自身のキャリア50年の集大成的なライブになるのでは、という感じだったので、もう馳せ参じるしかない。
場所は錦糸町。そこからして渋すぎる。すみだトリフォニー・ホール。通常はクラッシク音楽のコンサートがおこなわれる劇場だが、今夜はロック・コンサートの場となる。
ライブは、往年の代表作を交え、途中の休憩を挟み、20曲以上を2部構成のたっぷりとしたパフォーマンス。メロディの美しさや、音楽性のバラエティの豊かさを改めて感じるとともに、ユーモア感満載で決してシリアス(クール)にならないその姿勢と、楽曲を聴いていると昔(青春時代)の想い出をアリアリと思い浮かべさせられてしまう感覚を強烈に注ぎ込まれてしまう、という非常に不思議な感覚に、魅了される。本編前半最後の方の「Can We Still Be Friend」はグッときた。
稀代のメロディーメーカーであるとともに、XTC、ホール&オーツ、グーグー・ドールズ、グランド・ファンク・レイルロード、チープ・トリック、ケイト・ブッシュ、レピッシュ、等々など、数知れずのアーティストの作品をうみ出した才人。
その名も、「トッド・ラングレン」。 (TM)
2019/05/06
GWに野球(もちろん観戦)
超大型連休へ突入。その最中に、年号が平成から令和へ変わる。今回の新年号決定のプロセスはニュースなどを眺めていると何気に政治的な胡散臭い雰囲気が漂っていることもあり、マスコミの「令和」の連呼にやや辟易とする。ラジオで令和スタートだからといって、デレク・アンド・ドミノスの「愛しのレイラ」(レイワに掛けて)を流すのは辞めて欲しいと心から叫んでしまう。
さて、そんなこんなで遅ればせながら野球も開幕して1月ちょっとということで、早速、西武球場へ楽天イーグルス戦に。家族はライオンズファンだが、バッファローズ・ファンの身としては、非常に客観的に、そして冷静に観戦できて、池原義郎設計(あんまり知られてないけど。このブログではしつこく説明してすみません。。)の球場に身を委ねてみる。
初夏の緑が球場のドームの隙間から垣間見せるのはこの球場ならでは。いい環境に、いい時間がうまれる。と、改めて思ってみるのでありました。(TM)
登録:
投稿 (Atom)