新型ウィルスの状況は変わらず。オリンピックが開幕。そして、子供たちは夏休みに入っている。この状況なので、どこかに行く、ということもできないので、近所の公園などで遊んでいる。公園の木々の足元にはセミが地上に生まれ出てくる小さな穴が、ボコボコと空いており、そこかしこでセミの鳴き声がすさまじい。公園の手すりの上に、セミの抜け殻を発見。多分、土の中から出てきて、木と間違って、手すりで孵(かえ)ったのだろう。気づいたら、木じゃなかったので、さぞかしビックリしたことだろう。 さて、いよいよ夏本番で、暑さにやられ気味である。そんな時は、フェリックス・キャバリエでも聴くことにしよう。フェリックス・キャバリエはラスカルズのメンバーとして一般的に知られていると思われるが、ソロになってからはAORの流れに位置づけられている(ように感じる)。ここは2作目の『デスティニー』を。ソウルフルでありながら、ジャジーな(というかフュージョン的な)感じの、心地よいアルバムである。B面4曲目の「Love Came」を聴く。クレジットをみるとローラ・ニーロがコーラスで参加しており、ソウルよりの風味の濃い力作である。暑いですが、ボチボチといきましょう。(TM)