2021/07/09

ゴー・ウェスト

 新型ウィルスの状況は変わらず。そんな中、疲れがたまってきたせいか、若干体調を崩す。なかなか体調を崩せないこのご時世だが、発熱した訳ではなく、すぐに復調してきてますので、ご安心をば。それにしても、世間のニュースは、東京オリンピックの賛否と、大谷翔平(!)、といった感じ。大谷翔平の映像をちらっと観て感じたのは、“ものすごく野球楽しんでる!”という空気感いっぱい、というところ。本当に、少年野球を楽しんでるようで、観てるこっちも笑みが浮かぶ。日本人は生真面目なのか、深刻な感じでメジャーに挑戦している選手が多いと感じるが、その辺りが大谷翔平は、まさに別次元にいる。いや、すごいです。やはり、そういう良い意味での“ヨユウ”(何故かあえてカタカナ表記で!(笑))が大切なのだろうなぁ、と改めて思わされる。いや、そうですね。

さて、ここで、ゴー・ウェストである。“ゴー・ウェスト”というと、ペット・ショップ・ボーイズ、はたまた、ビレッジ・ピープルの「ゴー・ウェスト」を連想する人が大半だろうが(多分)、ここは、80年代半ばに、ちょこっと一世風靡したブリティッシュ・デュオ・バンドの“ゴー・ウェスト”で。そしてアルバムはその名の通りのデビュー作『ゴー・ウェスト』。若干、アイドル的な要素もあったため、音楽的な評価はほぼ無視、といったところが分が悪い存在ではあるが、まさに80年代ポップスを体現する最強バンド、と個人的には推したい。キャッチ―であり、ちょいソウルフルであり、そして何といってもポップ、である。
 ついでに言うとアルバムジャケットも秀逸で、特に裏ジャケのイラストが曲をモチーフにした画像のようで、イカシテいる。ここはA面1曲目の「We Close Our Eyes」(ゴー・ウェストといえば、コレ)も捨てがたいが、A面3曲目の「Call Me」を。クレジットは無いが、ベースはピノ・パラディーノがプレイしているという話もあり(ホントかな?(笑))、個人的には80年代を象徴する好きな1曲。疲れている時には、ポップな曲が癒してくれる。何はともあれ、元気にまいりましょう。(TM)