そこで、ノンフィクション作家の神山典士氏、ご登場である。
個人的には14年ほど前に茨城県小美玉市の劇場の設計に携わり、その施設の参加協働型の取り組みを神山さんが取材に来られて、竣工間際の施設をご案内したのが縁の始まり。
9年前に神山さんの拠点、池袋本町の商店街でワークショップを開催したり。http://www.musashino-u.ac.jp/environment/design/M_lab/workshop2007.html
と、その後もお付き合い頂いている。
講義は『自分の人生を文章でデザインする』というテーマ。ご自身の執筆作業のプロセス、ご自身の中学生時代のエッセイ、事前に学生に出したレポート課題の作文、を用いて、自分の人生を文章でデザインする、という行為に関して多角的にお話をいただく。佐村河内のドキュメンタリー映画も上映されているこの時期に、来てくれるだろうか?、という思いもあったが、今回の講義も快諾頂き、学生も熱心に話を聴講していた模様。何か刺激を感じてくれれば、と思う。
講演終了後、研究室の4年生のゼミ生と吉祥寺ハモニカ横丁へ打ち上げ。さらに学生に熱く語っていただく。神山さんありがとうございました。