小説家の中村文則氏が、毎日新聞に定期的に文章を書いており、その文章を読み、納得する。同じ島国でもあるのにかかわらず、ニュージーランドや台湾の感染者数は100人前後なのに、日本は10万人に近づこうという勢い、という事実を引き合いにしながら、「政治のミスを、それをフォローするためメディアに出ている人々が、自己責任論をまき散らし、よって社会がギスギスする、という悪循環が、もう何年もつづいている」(以上、要約抜粋)と言及している。どうすればいいのか、ということを本当に再認識するが、我々個々も、しっかりと考えていかなければいけないのだろうな、と感じる。
近くの公園の遊具が、真っ白に塗られている。この後、色がついた塗装を施す下準備なのだろうが、この感じが、何となく虚像のようにみえてしまう錯覚を覚えてしまう。
虚像に惑わされてはいけない、と思うが、虚像を感じることにより、いろいろなことが見えてくる、という可能性もあるのでは?、と少し思った。
いや、オチがない話ですみません。(TM)