有明への移動の合間に時間が少し空いたので美術展を2つハシゴする。
庭園美術館での『クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち』展、そして原美術館での『篠山紀信 -快楽の館』展へ。
時間があまりなかったので、本当にザーッと観ただけになってしまったが、どちらも作家の作家性がダイレクトに感じられる展覧会になっており、期待をまったく裏切らないと思う。ボルタンスキーは美術館内で良い展示ができるのかな?と若干心配(余計なお世話!)もあったが、しっかりと美術館(の建築を含んだ)の歴史性を活かした展示になっていた。篠山紀信はもう反則じゃないか、というくらいド真ん中の剛球という感じ。
どちらも本当に骨太で観ていて清々しささえを感じる、と勝手な感想を抱きながら会場を後にする。アートは人を元気にする、というけど、非常にその好例だと思い、会場を後にしながら「元気出た。。」と一人呟いてみるのでありました。(TM)