ゼミ旅行で四国の高松、松山へ。
4年性のタメちゃんが香川出身ということで、「やっぱ、今年は四国やね。」という僕の一言で行き先が決定。最近こんな感じでゼミ旅行の企画がたっている。
関東方面の人は四国は外国(!)のような感じの模様で、ほとんどの学生が四国の地を初めて踏むといった状況。
学生たちは前乗りしており、3日目から合流。豊島(いきなり島から合流)から始まり、豊島美術館、横尾館。高松に渡り、イサム・ノグチ庭園美術館、香川県庁、ジョージナカジマ記念館、坂出人工大地、東山魁夷せとうち美術館、金毘羅宮。松山へ移動し、道後温泉、坂の上の雲ミュージアム、伊丹十三記念館と、いう感じで、僕はそこで離脱。2泊3日のまあまあの弾丸だった。
人工大地は学生の企画では入っていなかったのだが、昼ご飯にうどんを坂出で食べることになったので、慌てて、人工大地を観に行く指令を出して、予定変更。現在進行形で、まだ生活が営まれていている様子も含め本当に圧巻だった。学生たちも一様に興奮していたように感じる。但し、市街地の衰退も1時間弱の滞在でさえ感じられ、今後の存続が気になるところ。
後は、豊島美術館もやっと訪問できてよかった。ある意味、建築のプログラムとコンセプトとかたち(造形を含め)がほぼ一対一で対応している建築は、雑誌で見ているのとそれほど差異がなく、建築メディアなどの高評価との落差にがっかりすることが多いが、豊島美術館は環境との関係性やスケール感やテクスチャーなど、実体験してみてさらに感動を覚える稀有な建築だと感じた。
さて、学生の夏休みも終わり、後期が始まる。(TM)