2015/09/20

オスカー・ニーマイヤー展

  木場の現代美術館で開催中のオスカー・ニーマイヤー展へ。   展覧会を見て、モダニズムの流れから造形をきっちりとおこなうという設計手法をとる建築家ということでは、もう最後の建築家なのではないかなぁ、と感じ入る。
  展示の中でも大迫力なのは、3層吹き抜けの展示室に設けられた、イビラプエラ公園の全体像を1/30でつくった模型の展示。これは、建築知らない人でも、面白いと思うだろうし、ある意味感動すると思う。
  いつも学生には、「模型は大きけりゃ、いいってもんじゃないよ!」と言っているが、これは『大きいことは良きことなり』の非常に分かりやすい例だなぁ、と思った。改めて、建築模型の在り方について考えさせられる。まあ、でも、やはり、大きけりゃいいってもんではないけどね。(TM)