2011/10/16

住人十色


大阪の毎日放送の『住人十色』という番組に、「石神井台の家」をとりあげていただき、昨日がその放送日だった。ようだ。
と、いうのも、家族ができてバタバタなので、という以前に関西でしか放送が見れない、という以前にそもそも我が家にはテレビがない、、、ので、残念ながらオンタイムで放送が見ることができない。
大学や高校の同級生から、感想のコメントをメイルでいただく。

テレビがない生活を送っているので、「なんだか、テレビなんかなぁ。。。。」と、このところ続いたテレビの収録に食傷気味だったのだけど。本当に偶然テレビを見ていた人もいて、20年ぶりくらいに連絡をもらった人もいたりして、なんかうれしい。こういうことがあるとテレビにも出てみるもんだなぁ、と思う。。。うん、ちょっとだけですけどね、思ってみたりする。
感想も好意的なものをいただいたので(って、まあ、みなさん悪くは言わないよね。。。本当は思ってても。。。と、いうような裏読みはこの際しないことにする。)、放送局から送られてくる予定のDVDを楽しみにしましょう。
この前のBS朝日の放送とは内容も違ってて、この前は紹介されなかった3階の様子も映っているみたいなので2本見て全貌が分かるような感じらしいです。ご覧になった関西の方がいたら、感想くださいね。

2011/10/14

20111014

















まったくもって私事ですが、家族が増えました。
また新たな生活のスタートですね。
元気にいきますよ。みなさんも元気に。

2011/09/30

椅子とバファローズな日々

武蔵野大学で椅子をつくる授業をおこなっている。通称「いす環」。昨年度学生が制作したオリジナルの椅子作品を三鷹のギャラリーで展示をおこなうことになった。今日が展覧会期の丁度中日。
学外でこのような個展をおこなうのは実は5年ぶり(ちなみに5年前は高円寺のギャラリーで開催)。毎年、学生に発破をかけていたのだけど、なかなか実現できず今年久しぶりの対外的なアピールの場となる。とてもささやかな展覧会だけど、学生にとてもいい経験になるだろう。こじんまりとしたギャラリーだけど、道路を挟んで井の頭公園に面していてとても気持ちのいい空間だ。この気持ちのいい空間を感じながら、こうやってひとつひとつ丁寧に、デザインという行為を積み重ねていくということはとても大切だと思うのである。
という訳で、ひとつひとつの積み重ねつながりで、(無理やりだけど)もう1トピック。全く話は変わるが、ここにきて、我がバッファローズが好調だ。9月は俄然勝ち星を積み重ね、一時は10ゲーム差くらいあった2位ファイターズを射程距離に捉えた(現在2.5ゲーム差)。しかし、バファローズよりも圧倒的に勝ち星を重ねているライオンズの追い上げも半端ないので、大変なことになっている。後10試合ほど残っているだけなので、なんとかクライマックスシリーズに勝ち進んでもらいたい。今日はナイターでイーグルスのエース岩隈と対決。バッファローズはこちらもエース金子。いや、しびれるような投手戦だった。後藤が8回、得意のクソ・ローボールをセンター前にはじき返して勝負を決めた。
2人のピッチャーは、丁寧に1球、1球投げ込む投手戦。美しい試合というのは、こういうものなんだなと思う。
ひとつひとつ、ささやかに、やっていくことが大切なんですね。まあ、無理やりですが。。。

2011/09/26

そつけん&41th Birthday

ゼミ生(4年生)の卒業研究の審査会がおこなわれる。前期の総決算的な位置づけで、もちろんこれをしっかりやらないと後期の卒業設計(卒業論文)へとつながっていかないので学生は真剣に取り組んでる(と、僕は思っている)。
常々、ゼミ生には言っているが、おそらく学術研究(論文)というものを自分自身でつくっていくという経験は、後にも先にもこれが最後なのだから、思い切りやりなさい、ということを伝えている。なので、うちのゼミの学生は比較的自分の好きなテーマで卒業研究に取り組んでくれている(と、僕は思っている)。
そんな訳で、今年度もバリエーションのある研究テーマが並んだ。もちろん商店街を調査したり、都市の景観をある要素をターゲットにして調査したりというフィールドワーク系のものあるが、例えば、ある映画をひとつの空間として形成する試みとか、音楽と都市を言葉のイメージで結び付け(てひとつのチャート化する)る試みをおこなったり、夕陽が沈むシーンを延々と2000枚程毎日撮り続けて、それをなんかしら語ってみる、という面白いものがあった。
今年度は10名がゼミ生なので、10ものいろいろな題材を指導していくのは大変なのだけど、基本的に僕自身がそれを楽しんでいるのだから、まあ、いいのである。だからこそ、学生には、是非、自分の好きなテーマを見つけて、それを、(まあ基本的には最後は苦しむんだけども、、、)楽しんで研究を進めて欲しいという感でいっぱいである。
若い人たちの(学生の)パワーが少しずつダウンしているような風に世間では言われているが、そんなことは気にせずに学生諸君には元気に突き進んでもらいたい。でも、なかなか好きなことを見つけられないような様子も見てとれて悩ましいところなんだけど。。。
そんなこんなで前半が終わった。と思ったら、今日は自分の誕生日だった。サプライズで4年生から花束をいただく。なぜか、ゼミ生たちの顔写真が針金でバシバシと花束に突き刺さったオブジェ(?)のオマケ付き。忙しい中、用意するのは大変だっただろう。感謝感激である。さて、いよいよ後半に突入。今年度のゼミのテーマが「おまつり、わっしょい!」なのでアグレッシブにチャレンジしてもらいたい。

2011/09/05

ご案内

イベントのご案内です。
前橋市美術館(仮称)プロジェクトの「美術館プレイベントvol.13トーク」が9/10(土)に開催されます。
当日は、設計者・水谷俊博から美術館デザインのお話をさせていただく予定です。ご興味のある方は当日直接会場へお越しください。

平成23年度美術館プレイベント vol.13 トーク
「美術館ができる 建築・デザイン・アート」

詳しくはこちらをご覧ください。

2011/08/07

初めてのテレビ体験

 ちょっとしたことがきっかけで、話は思わぬ方向に展開するもので・・・・、先日発売されたばかりの雑誌「住まいの設計 9・10月号」の記事をご覧になったテレビ番組制作会社の方から突然電話があったのは、7月末のこと。テレビ番組の中で「Off the Wall-石神井台の家」をご紹介いただけるかもしれないというお話を頂きました。「雑誌に掲載されたら、お客さんから住宅設計の依頼があるかな~」なんて期待していたら、第1号は全然違う方面からのお問い合わせでした。そんなもんでしょうか。
 その後、電話やメールで連絡をとって、実際に住宅をご覧いただいた結果、正式に決定。番組はBS朝日の「辰巳琢郎の家物語☆リモデルきらり」といって、リフォーム物件ばかりを紹介していて、30分番組の中で1物件をじっくりと取り上げていただけるというので、是非とお願いすることにしました。実は我が家はかれこれ7年近く自宅にテレビを置かない暮らしをおくっていて、番組のことは恥ずかしながら存知あげなかったのですが。
 そして、今日がその撮影第1日目。
 午前中から撮影スタッフさんが数名来られて、まずは吹き抜け部分に巨大な三脚を設置しての脚長椅子の撮影。当たり前ですが、写真と違って動きがあるので空間のつながりがよく表現されています。ただ、その映像の中に入る私たちにも何パターンかの動きが求められるので、「次はこのパターンで。」を何度も繰り返し。そんな感じで午前中はじっくりと脚長椅子の撮影。私が「じゃまになる」と文句を言い続けている脚長椅子が、こんなに注目されるとは・・・・・。まあいいけれど。
 午後からはいよいよ辰巳琢郎さんの登場。と同時に関係スタッフも急に増えて総計15名ほどに。外観をご覧いただく場面から始まって、内部は余すところなく隅々までご覧頂いての撮影。そこかしこの居場所を体験していただきました。詳しくは番組内でご覧いただくとして、撮影は各場所を案内しながら、水谷が設計について説明をしたり、暮らしの中での使い方をお話したりと進みました。番組は一体どのように編集されるのでしょうか。楽しみ半分、不安も半分。何せテレビは初めてのことですから、想像がつきません。
 その後、メインのリフォームエリアである1階のカウンターデスクでインタビューの撮影。この頃、あいにく外は土砂降りの雷雨で、部屋の中もかなり暗くなってしまったのですが、スタッフみなさんのご尽力により、1階での撮影となりました。照明の調整に苦労なさっていましたが、設計者としては、自分が設計した空間で撮影していただくのがやはり嬉しいです。
 最後に、インターネット用番組宣伝の撮影。辰巳さんと私たち3人でカメラに向かって「お楽しみに!」と決めてめでたく終了。
 この日は、特別に撮影後のお楽しみがありました。前日が辰巳さんのお誕生日だということで、ささやかなお祝い。みんなで♪ハッピーバースデーを歌ってケーキを一緒にいただきました。辰巳さん、おめでとうございます。(前にも書きましたが、うちにお客さんがある日はどうもお誕生日会になる傾向があります。)

 それにしても、大変な1日でした。慣れないことをするというのはこれほどにも疲れるものかと骨身にしみて感じました。皆さんがお帰りになった後は、ふたりでぐったり。食いしん坊の2人が、週末の夕食を適当に済ませてよしとするぐらい、ふらふらになりました。撮影は日を改めてもう一度。今度は日常の風景、インサート映像を撮影するとのこと。番組放映はもう少し先のことのようです。楽しみに待ちたいと思います。テレビはないけれど。

2011/04/16

オマージュ?!

 16日は「Off the Wall-石神井台の家(以下、石神井台の家)」の取材でした。空模様が気がかりでしたが、当日は初夏を思わせるような好天に恵まれました。
 取材にいらっしゃったのは、 松井編集室のライター松井晴子さんと写真家キッチンミノルさん。松井さんは3月末にプレ取材に来られて、石神井台の家のことはすでにご理解いただいているので、早速、取材開始。取材の趣旨をお2人で確認されながら全体をさっと見て回り、撮影場所と方法を手早く確認していたかと思えば撮影が始まっていて、人物を入れて撮影するコマになるとご指名がかかります。その段になるとキッチンさんのアドバイスで、私たちは椅子に腰かけたり、部屋の中を歩いたり。声がかからなくても、家事をしている姿が知らぬ間に撮影されてたことも。シャッター音がカシャカシャと手際よく鳴って、撮影は終始順調。途中、庭に出てティータイムの様子も撮影。 リフォームした1階に限らず、3階までの各所でまんべんなく撮影していただきました。その合間に、松井さんの核心に迫る取材。
 3時間ほどかけて、じっくりご覧いただいて、取材・撮影もそろそろ終盤という頃に編集長の鈴木康之さんのご登場。リフォームした1階はもちろんご覧いただきましたが、鈴木さんが気になったのは、今回のリフォームではほとんど手を入れなかった2階と3階のようで、ちょっと変わった作りになっている場所を見つけられては「不思議だ・・・」としばらく佇んでらっしゃいました。納得がいかない空間構成のようで、ずいぶん理解に困ってらっしゃったようにも見受けられました。住人として、当たり前の空間になりつつあるこの住宅が、いかに「変わったものであるか」を久しぶりに感じました。確かに、私たちも最初に訪れた時はすっと理解できず、繰り返し訪れて体で覚えようとした住宅でした。私たちだったらこんな風にはデザインしないだろうな・・・・と思う空間ではあるものの、実際にある空間は魅力があるという、説明しづらい住宅。
 印象的だったのは鈴木さんの感想で、既存の吹き抜け空間にリフォーム時に設置した家具(脚長椅子)をご覧になって「この家具は、元々の風変わりな空間を私たちは受け入れましたというオマージュですね」とおっしゃった言葉。私の実感としても、この住宅のリフォームは、既存の空間があまりに普通でないことに誘われるようにして進めたように感じます。そして住む段階になっても、無駄な空間がたくさんありすぎて、それらを使いこなすのに日々知恵を絞っています。
 一筋縄ではいかない石神井台の家、取材に来ていただいて、住む器としての魅力を改めて発見したように思います。

 この取材の内容は7月に発売される「住まいの設計9・10月号」に掲載される予定です。よろしければご覧ください。