2025/05/20

1枚目と猫年

 自宅のダイニング・スペースの横の小さな棚に、その時の気分でレコードを立てかけている。

 今回は、ピーター・ガブリエルの「1枚目」と、アル・スチュアートの『Year Of The Cat』。

 最近雨が多くなってきたので、何となくピーター・ガブリエルのジェネシス脱退後のソロ1stを。アルバムのタイトルを何故記さないのかというと、ピーター・ガブリエルのソロは4作目までは、タイトルが無いから(この辺り、ツェッペリンと同じ)。ので、一般的には、アルバム・ジャケットのビジュアルで、「スクラッチ」(2作目)とか「メルト」(3作目)と呼ばれていて、この1作目は「Car(車)」。だけど、個人的には1stと呼んでいる。全然売れなかったけど、名盤!この作品以降、ピーター・ガブリエルの名作群が生まれることになる、記念碑的作品。

 アル・スチュアートの『Year Of The Cat』も名盤!AORのカテゴリーだが、これは、それも超えた作品。物哀しい感じが魅力で、タイトルソングのクライマックスがB面最後、というアルバム構成も泣ける。

 ちなみに、ジャケットのデザインは両盤ともヒプノシスによるもの。これも素晴らしい!元気にいきましょう。(TM)