で、まずは映画編。映画はまず映画館のスクリーンで観るべし、という主義。今年は秋から、いろいろとバタバタし過ぎで9月以降映画館は足を運べなかった。と、いう偏った期間の観た映画25作品の中から、今年のマイ・ベスト5はこんな感じ。
1位『リコリス・ピザ』/ポール・トーマス・アンダーソン
2位『アネット』/レオ・カラックス
&『スパークス・ブラザース』/エドガー・ライト
3位『偶然と想像』/濱口竜介
4位『ダーク・ウォーターズ』/トッド・ヘインズ
5位『ナイトメア・アリー』/ギレルモ・デルトロ
『コーダ』/シアン・ヘダー
『英雄の証明』/アスガ―・ハルファディ―
『ちょっと思い出しただけ』/松居大悟
別枠『ロッキー4』/シルベスター・スタローン(編)
『リコリス・ピザ』が、やはり、よかった。というか、好きだった。まさに映画館で、多幸感に浸りながら観るべき映画。映画の中の挿入歌群も最高である。そして、これは、何度でも観たい映画である。
『アネット』と『スパークス・ブラザース』のセットは反則気味だが、やはり、これは切り離せないものだと思う。よければ、このブログ2022/6/22もご覧ください。
CONSTRUCTION日記: ちょっと想い出してみただけ (mizarchi.blogspot.com)
『偶然と想像』は短編のオムニバスだが、無茶苦茶面白かった。『ドライブ・マイ・カー』のような大作感はないが、面白さでは1枚上かも。
『ダーク・ウォーターズ』は、巷ではほとんど話題にならなかったが、個が不正な組織にリベラルに立ち向かう、ド直球の映画。これを観て、ものすごく元気が出た。ラストに流れるジョニー・キャッシュが唄う「I Won’t Back Down」(原曲はトム・ペティ作)が泣ける。
5位は選べず、たくさん挙げてしまう。アカデミーを獲った『コーダ』は一番泣いた映画。作品自体も良いが、何といってもマーヴィン・ゲイ、ジョニ・ミッチェルの楽曲で涙腺が崩壊しまくる。
という感じで、来年もいい映画に巡り合いたいですね。
明日は音楽編、いきますよ。(TM)