いよいよ新年度に入って、諸々のことが動き出す。大学も入学式があり、新1年生が入ってくる。それにしても、コロナに戦争に地震(最近、よく揺れるよなぁ。。)に、と本当に大変な時代に大人になっていく時間感ってどんなのだろうなぁ、と漠然と思ってみる。
というようなことを考えてたら、4月から、レオス・カラックスの新作映画『アネット』の公開がスタート。ひとまず、いつものレオス・カラックス作品の通り、観る人を選ぶ映画感満載で、かなり不思議な作品だ。ということはおいておいて、この映画ほぼ全編、スパークス(ロック・バンドの)の音楽満載、なのである(巷では、ダーク・ファンタジー・ロック・オペラ、と呼ばれているようだが、何じゃ、その日本語?!という感じ)。スパークスを知っている人は、特にオープニングは震えます!!映画冒頭のメッセージは、「それでは、どうぞ息すらも止めて、ご覧ください」。
スパークスの1979年の作品『No.1イン・ヘヴン』のLPを引っ張り出してきて聴いてみる。いや、素晴らしい。スパークはデビューして50年が過ぎている。まだまだ、元気にまいりましょう。(TM)