新型ウィルスの状況は変わらず。何とか、ウイルスワクチンの2回目を接種。東京は人口が多いせいか、なかなか接種の予約を取るのも一苦労である。そして、タイミングが丁度重なり、名古屋方面へ出張に出ることに。久しぶりの長い距離の移動である。感染対策に配慮しなければいけないので、何かと気疲れしてしまう。後、全国的に天気が安定しないようで、雨が降ったり止んだりで、これもなかなか疲れるところではある。ヤレヤレ。
東京を離れたが、場所が変われど、緊急事態宣言もあまり関係なく、街中の人出は普段と変わらないように、個人的には感じる。早く終息を願うばかりである。
ということで、ここは、フォー・フレッシュメンを聴く。40年代後半から活躍する、ジャズ・コーラス・グループ。メンバー全員(その名の通り、4人とも)が楽器を演奏し、唄うというのが大きな特徴。
そして、何といっても、このグループの音楽が、ビーチ・ボーイズ(ブライアン・ウィルソン)の音楽性に多大な影響を与えている、というのがロック・ファンにとっては堪らない。55年作品の『フォー・フレッシュメン&5トロンボーンズ』を。文字通り5人のトロンボーン奏者と共演した傑作。そして、アルバムジャケットのヴィジュアルも最高である。ここはA面1曲目の「Angel Eyes」を。ジャズ・スタンダードの名曲を、極上のコーラスと、トロンボーンの響きで。気持ちを落ち着けながら、元気に進みましょう。(TM)