開催中の『レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル』展へ。王道だが素晴らしい展覧会としか言いようがない。作品の一つ一つが質量とも高い水準で、それが一堂に展示される訳なので、もう文句のつけようがない。特に今回はレアンドロ・エルリッヒなので、作新のテーマは分かりやすく、ビジュアルも見栄えが抜群(ある意味インスタ映えバッチリ)である。それにしても来場者に、圧倒的に若い人たち、しかも女性、が多いのには少し驚いた。入場料かなりいいお値段なので、この人手の多さは静かな衝撃だ。そのあたりにアートの力(いや、六本木のパワーなのか?)に感じ入るのでありました。(TM)