そしてこの記事がすごくいい。久しぶりにスポーツ関連の文章で力作を読んだ、感動!、という感じ。
記事の内容は清原が甲子園で打った本塁打13本にフォーカスを当て、当時打たれた(3年間に渡り)投手全員にインタビューをしてまとめている。だから、清原本人の言葉は直接的には出てこない、という趣向も面白い。たった一本(或いは一打席)の結果としての「ホームラン」が、その当事者の人生に少なからず、様々なかたちで影響を与えている、という事実がいろいろと考えさせられる。
そして、そこには甲子園球場という場所が背景として厳然と横たわっている、と感じてしまう。いや、野球のはなしがつづきますが、やはり夏は甲子園やなな、とひとりで納得。うむ。(TM)